リーグ戦8試合未勝利という結果をふまえて、ハビ・グラシア監督解任間近という報道が出てきました。そのため、カディス戦後の会見は監督自身の進退に関するものが中心となりました。

──あなたの解任の噂が出ています。
「その質問は私に聞くことではありません。クラブレベルでの決断については私に何の権利もありません」

──今日の試合を振り返っていかがでしょうか。
「私たちはネガティブな足跡をたどっており、今日は大きな期待を抱いていました。ボールを支配し、試合の大半をコントロールしていたにもかかわらず、私たちには勝つ力がありませんでした。非常に真剣に試合に臨んだつもりです。それでも成功を収められませんでした」

──冬の補強について何か進展はありますか？
「私はすでにチームに必要なものを言っています。会長も、私が直接伝えたので知っています。私にはわからない経済的理由を踏まえて作られた優先リストから、どの選手を連れてくるかはクラブが決断することであり、私の責任ではありません。この機会に、私があらゆる選手の獲得にストップをかけたことはない、ということだけは伝えておきたいと思います。私は、チームを助けてくれる選手が来てくれることを望んでいますし、オーナーもそのことを理解してくれるよう願っています」

──2部降格の可能性について、どのように考えていますか？
「それについて話すことが私たちを助けることになるのかわかりません。まだ私たちは、今の状況から抜け出すのに必要な結果を得るためのたくさんの試合を残しています」

──あなたに現状を変えることができますか？
「毎日の仕事で改善する必要があります。その改善がより良い結果を得るために役立つはずです。私は心からそれを信じています。批判は当然のこととして受け入れなければなりません。外からの助けが見込めない今、私たちは自分たちで続けるしかありません」

──現状のチームにあなたが貢献できることは何ですか？
「私はこのクラブに長く居る、と考えながら日々働いています。ここでの自分のキャリアがどこまでになるかは想定していません。最大限の意欲と献身でこの仕事に臨んでいます。私は自分への要求が厳しく、自己批判的な人間です。そのため、このクラブで自分が貢献できることをどう定義してよいかわかりません」

──解任された場合、不公平だと思いますか？
「まだ言われていない以上、架空のものです。現時点では次の国王杯の試合のことを考え、帰宅して今夜の試合について分析することを考えています。それが私の仕事であり、起こるかどうかわからないものに無駄に時間を使うことはできません」