今夏のバレンシアのトップチームとBチームを併せて初めての選手獲得は、レアル・サラゴサ所属のスペイン人DFエドゥアルド・ミンゴテス(24)となりました。買取オプション付きの1年間のレンタル移籍で、VCFメスタージャの登録となります。

ミンゴテスはアラゴン州カラタユ出身のセンターバックが本職の選手です。19歳までサラゴサのカンテラで育った後、3部リーグのクラブを渡り歩いた後、2018/19シーズンに移籍したSDエヘアで2部Bリーグデビュー。このシーズンの活躍を評価されて昨年、サラゴサへの復帰を果たしました。昨季はそのままコルネジャにレンタル移籍しましたが、開幕直後に鼻骨骨折、さらに10月に右ひざの前十字靭帯断裂の大怪我を負ったため、わずか3試合のみの出場に終わりました。

サラゴサとの契約は昨季までとなっていたため、今夏無所属となるところでしたが、サラゴサが長期離脱に対する恩情として今夏、契約を1年延長したようです。つまり、ミンゴテスとサラゴサの契約は今季いっぱいのため、本来であればバレンシアとのレンタル契約終了と共にサラゴサとの契約も切れることになります。

しかし、サラゴサがミンゴテスの契約1年延長のオプションを保持しているため、バレンシアが今季終了時の買取オプションを行使する場合、サラゴサはこの契約延長オプションを施行し、幾ばくかの移籍金を得るつもりでいます。

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エドゥ・ミンゴテス (プロフィール)