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ロドリゴ退団

ロドリゴ・モレノ(29)が、16年ぶりにイングランドプレミアリーグへの復帰を果たしたリーズ・ユナイテッドに完全移籍することが公式発表されました。移籍金は3000万ユーロ+インセンティブ1000万ユーロで、インセンティブの内容は報じられていませんが、比較的達成が容易な内容であるとされています。

ロドリゴ退団

クラブは現在抱えている選手の中で最も移籍金を得られる選手がロドリゴであることを理解していました。そして先週末にリーズからのオファーが届くと、クラブは可能な限り大きい経済的利益を得るためにロドリゴの売却交渉に臨んできました。

ピーター・リムは、自身のバレンシアでの最初の"投資"であるロドリゴについて、予てより6000万ユーロの値段をつけてきました。これは彼を獲得した時の移籍金が3000万ユーロであり、ジョアン・カンセロやアンドレ・ゴメスといった成功例のように投資額の2倍の金額を改修することを望んでいたためです。そしてこの条件が絶対的であったため、ロドリゴの昨夏のアトレティコ移籍、今冬のバルセロナ移籍は実現しませんでした。

今夏、このシンガポール人オーナーは自身の判断が招いた状況により、この条件を撤回することになりました。実際に、ロドリゴの移籍交渉開始金額は6000万ユーロから5000万ユーロに引き下げられました。しかし、緊急で現金を必要としているクラブにとって、より重要なのは移籍金の額よりも支払い方法であり、今回は分割支払いで移籍金の額を上げることよりも、できるだけ多く即金で払ってもらう方を優先して交渉が進められ、昨日クラブ間合意に至りました。

過去2年、移籍マーケットを賑わしてきたロドリゴは「バレンシアを去る場合、行き先はトップクラブでありたい」と常に話してきました。その観点から、彼が望んでいた移籍先はチャンピオンズリーグに定期的に出場しているクラブ──オファーが届いていた中ではアトレティコ・マドリー──が彼の第一希望でありましたが、リーズが彼を高く評価し、29歳の彼にとって非常に好条件のオファーを出したこともあり、納得して移籍を受け入れました。

6シーズンの在籍で公式戦220試合出場59ゴール41アシスト。バレンシアの選手としてスペイン代表にも定着しました。昨年、クラブに11年ぶりのタイトルをもたらしたヒーローのひとりがまた、クラブを去ります。

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