パスク退団
VCFメスタージャのMFパスク(20)が、契約満了によりクラブを退団し、オランダリーグのADOデン・ハーグと契約を結びました。1年契約で2年延長のオプション付きです。
13歳の時にバレンシアに入団したパスクは、バレンシア州選抜、スペインU-18代表に招集されるなど、加入当初から将来を期待されるプレーヤーの一人でした。
2018年にクラブの勘違いにより契約満了での退団となるところで、マドリーやバルサのオファーを蹴って残留。そのままVCFメスタージャに昇格し、直後にスペインU-19代表にも招集されるなど順調なキャリアを過ごしていました。
しかし、VCFメスタージャでの2年間はパスクにとって不本意な時間となりました。センターハーフが本職でありながら、チーム事情により右サイドバックや左サイドハーフ等でプレーすることを余儀なくされ、本来の持ち味を発揮できない日々が続きました。それに伴いトップチームへの練習参加回数も減り、最終的にクラブはこのサンタ・ポーラ出身の若者の将来がバレンシアに無いという判断を下しました。