今季いっぱいで契約満了となる選手たちは、残り契約期間が半年未満となる1月から他のクラブと自由に移籍交渉をすることができます。現在のバレンシアで、この条件に該当する選手たちは以下の通りです。

トップチーム

エセキエル・ガライ(33) CB
他のクラブからのオファーが殺到していましたが、現在はクラブと契約延長交渉中。ガライの2年延長と給与維持という希望に対し、クラブは1年の延長と給与減額でのオファーを出したことで、停滞していましたが、給与維持の1年契約で1年延長のオプション付きという条件でまとまりそうです。

ジャウメ・コスタ(31) LB
買い取りオプションの付いていないレンタル加入のため、今季終了時にビジャレアルに戻ることが決定的です。交渉次第で買い取ることも可能でしょうが、来季にはラトとセンテジェスが戻ってくることもあり、クラブは引き止めない方針。

VCFメスタージャ

ウーゴ・ギジャモン(19) CB,DH
昨年の夏にU-19欧州選手権に全試合出場して優勝に貢献したバレンシア一筋のカンテラーノ。3番手CBとして開幕を迎えましたが、マルク・フェリスの長期離脱によりハビ・ヒメネスが右サイドバックにコンバートされたことで、現在はCBのレギュラーとして出場を続けています。クラブが契約延長を焦らないことが不思議な状態ですが、今のところ交渉を始めたという報道は出ていません。

パスク(19) CH,SH,RB
2年前にクラブが契約期間を間違えるという失態を犯し、バルサ、マドリーに引き抜かれかけたカンテラーノ。再びフリー交渉が可能な状態となりました。パレホの後任となり得るポテンシャルはあると思うのですが、今季はエスケルドがセンターハーフのレギュラーをつかんだため、左サイドハーフでプレーしています。

カルロス・ペレス(19) CH
レバンテから加入してバレンシア6年目。開幕時はコインドレディとムサの2人より序列が低かったものの、ロンゴリア辞任以降、エスケルド、アドリアン・ゴメスに次ぐ3番手CHとなりました。ただ、エスケルドが絶好調で出場機会を得られていないため、このまま退団となりそうです。アトレティコ・マドリー、ビジャレアルが関心を示している中、チェルシーが狙っているという報道も出てきました。

フラン・コルティーホ(19) LB
アドリア・ゲレーロの牙城を崩せず、ほぼ構想外の状態です。下からヘスス・バスケス、ダビド・ルイスという有望株が育っているため、契約満了での退団は決定的。

アントニオ・ガルシア(19) WG
今季まったくといっていいほど出場機会を得られておらず、契約満了での退団は決定的。

フベニールA

DFハイロ・キンテロス、FWホセ・コンテル、MFガストン・アロンソ、DFブライス・バル、GKファンビ・ムニョス、FWフェラン・ヒネールといったメンバーが今季いっぱいで契約満了を迎えます。