フレウグデンヒル退団
VCFフェメニーノのオランダ代表GKジェニファー・フレウグデンヒルが(24)がクラブとの契約を解除し、退団することが公式発表されました。
フレウグデンヒルは2017年の夏にバレンシアに入団。加入から2年半レギュラーGKとしてチームでの役割を果たしてきました。在籍2年半の間のクリーンシートの試合数はクラブ歴代最多の23試合を記録しています。
突然の退団となった最も大きな要因は、彼女のクラブ内での役割の変化です。ここ数試合、彼女のミスによる失点が続いたことで、イレーネ・フェレーラス監督は直近2試合でマリア・ピをスタメンで起用し、フレウグデンヒルをベンチに置きました。
そして、この監督の決定をフレウグデンヒルは受け入れることが出来ませんでした。レギュラーでの出場が保証されないと理解した彼女はクラブに退団の意思を告げて、残り半年間の契約を解除し今回の発表に至りました。一部では、今季就任したイレーネ監督との関係も最初から良くなかった、と報じられてもいます。
フレウグデンヒルの代理人は彼女に代わり、以下のコメントを残しています。
「すこし前から私は幸せではありませんでした。このような状況下では決断を下さなければなりません。私は、自分自身の幸せを常に最優先します。2年間バレンシアでの素晴らしい日々を過ごしました。しかし、この半年間は私にとって非常に難しいものでした。私は自分の健康と幸せのためにオランダに戻ります。今までありがとうございました」
フレウグデンヒルはバレンシアで通算106試合出場、71失点という成績を残しています。