マルセリーノの構想外となり、2018年の夏にバレンシアからオサスナに完全移籍したナチョ・ビダル。この移籍がバレンシアの口座に予期せぬ収入をもたらしました。オサスナがプリメーラに昇格した場合に発生するインセンティブです。

マテウ・アレマニーがまとめたこの移籍劇には、移籍金は発生しない代わりにいくつかの条項が含まれていました。当時の公式発表では、バレンシアはこのカンテラーノの買い戻しオプションと彼の「将来の移籍金の50％を受け取る」という2つの条項を彼の契約に付帯したと報じられました。そして今回、当時報道されなかった"第3の条項"があったことが判明しました。

Diario de Navarraによると、このインセンティブの金額は90万ユーロと報じられています。当初、6月30日の時点で支払われる予定でしたが、オサスナはこの時点で9人の選手のために783万ユーロを支払わなければならない状態であり、バレンシアにも今日現在までで22.5万ユーロしか支払われていません。

バレンシアはこの支払いを待つ方針でいますが、オサスナの財政面の問題によっては、今季プリメーラで良いパフォーマンスを見せている彼を買い戻す可能性もあります。その場合、買い戻し金額(非公開)とこのインセンティブを相殺することになるでしょう。