ラチッチが再びレンタル移籍
昨季2部リーグのテネリフェにレンタル移籍し、今夏バレンシアに復帰していたセルビアU-21代表MFウロシュ・ラチッチ(21)が、ポルトガル1部リーグのFCファマリカンに1年間のレンタル移籍をすることが公式発表されました。買い取りオプションは付いていません。
先にファマリカンへのレンタル移籍が発表されたカンテラーノのDFアレックス・センテジェスや、ウエストハムから3年契約で加入した元VCFメスタージャのFWトニ・マルティネスらとチームメイトになります。
昨季後半戦、レンタル先のテネリフェで素晴らしいパフォーマンスを披露したラチッチでしたが、今夏もマルセリーノ監督の構想に入ることができませんでした。しかし、今回のオペレーションに買い取りオプションがついていないことは、バレンシアがラチッチを評価している証となります。
2度目のレンタル移籍となった今回、よりハイレベルなポルトガル・トップリーグへの挑戦はラチッチにとって大きく成長するチャンスです。まずは昇格チームであるファマリカンを残留させることが第1目標、そして来季バレンシアでパレホ、コンドグビア、コクランら実力者がひしめくピボーテのポジション争いに割って入ることが第2目標となります。