ジェイソン獲得決定
レバンテからスペイン人ウインガーの"ジェイソン"ことダビド・レメセイロ(24)を獲得しました。2022年までの3年契約で契約解除金は3500万ユーロ、6月30日でレバンテを退団しているため、フリートランスファーで移籍金はかかりません。
ジェイソンはガリシア州ア・コルーニャ出身のプレーヤーで、右サイドであればサイドバックからウインガーまでこなし、左サイドやトップ下でもプレーできるユーティリティ性を備えています。
地元のクラブ:インペラトールOARでサッカーを始め、13歳の時にデポルティボ・ラ・コルーニャのカンテラに入団。その後、いくつかのア・コルーニャ県のクラブを経て、2012年の夏、18歳の時にレバンテのフベニールAに入団しました。
レバンテでは加入初年度にBチームデビューを果たし、翌2013/2014シーズンに正式にBチームに昇格。このシーズンにリーガデビューも果たしました。
レバンテBが3部リーグに降格したこともあり、2014/2015シーズンは2部BリーグのビジャレアルBにレンタルで出され、翌2015/2016シーズンもレンタルで2部リーグのアルバセテでプレーしました。
2016年の夏に2部リーグに降格したばかりのレバンテに復帰。このシーズンに39試合で10ゴールを上げチームの1部復帰に貢献すると、2017/2018シーズンからレバンテのレギュラーとして2シーズンプレーし、チームの1部残留に貢献しました。
レバンテは今年の6月で契約が切れるジェイソンに対して契約延長のオファーを出していましたが、ジェイソンはこのオファーを拒否し続けました。
カンテラ出身でありながらクラブからの契約延長オファーを拒否したこと、そして今年1月の時点でバレンシア入りが内定していることが報じられたことで、昨季の後半戦はグラノータ(レバンテのファン)からブーイングを浴びながらプレーを続けることになりました。本拠地シウタッ・デ・バレンシアに「裏切り者ジェイソン」のバナーを掲げられ、レバンテの従業員が取り外したこともありました。