2部リーグ：コルドバ所属の元スペインU-17代表MFアレックス・カルボネル(21)をフリートランスファーで獲得しました。

カルボネルはカタルーニャ州出身の中盤のどのポジションもこなせるポリバレントなプレーヤーです。ラ・マシア(バルセロナのカンテラ)で育ち、2015/2016シーズンにバルセロナBでプロデビューを果たしました。2016/2017シーズンには国王杯でバルセロナのトップチームデビューを果たしています。

2017年の夏にレウスに完全移籍。順調に2部リーグでのキャリアを積んでいましたが、今季起きた"レウス・ショック"により、退団。2月からコルドバに加入していました。

ラ・マシア出身ということもありショート&ロングの両方のパス能力に定評があることに加え、身長182cmでフィジカルにも優れていることからロンゴリアの御眼鏡に適い、獲得となりました。

しかし、ロンゴリアの選手獲得は必ずしもマルセリーノのチームを強化するためのものではありません。今夏復帰するサルバ・ルイスやラチッチ、あるいは復帰が内定しているマクシモヴィッチのように、いずれの獲得選手も他クラブへの売却の可能性が含まれています。

そして、カルボネルも例外ではありません。彼がバレンシアでプレーできるかどうかはプレシーズンでのパフォーマンスにかかっています。マルセリーノ監督の信頼を勝ち取れない場合は、VCFメスタージャでのプレー、あるいは他のチームへの売却orレンタル移籍となることでしょう。