技術部門のビセンテがクラブとの契約を解除し退団
クラブは、技術部門で働いていたバレンシアのOBで元スペイン代表のビセンテ・ロドリゲス(36)との契約を解除したことを公式発表しました。
2016年1月、当時スポーツディレクターを務めていたヘスス・ガルシア・ピタルチのオファーによりクラブに戻ってきたビセンテは、2017年1月のガルシア・ピタルチの辞任後もクラブに残り、ホセ・ラモン・アレサンコの下で技術部門のセクレタリーとして働き、マルセリーノ監督の招致をサポートしました。
しかし、2018年2月にユヴェントスからパブロ・ロンゴリアがやってきたことにより彼のバレンシアでの第二の人生に変化が訪れました。新たにビセンテの上司となったロンゴリアは、この元スペイン代表選手のフロントでの仕事に満足しておらず、彼から重要な仕事を取り上げるようになりました。
その頃から2人の関係は難しくなりました。実際にビセンテは「ロンゴリアとの関係を続けていくことは難しい」とマテウ・アレマニーGMに伝えていました。最終的にはビセンテが辞意を表明し、クラブが受け入れた形となります。
クラブはビセンテの今後のキャリアの幸運を祈ると共に「元キャプテンのいつの日か再び我が家で働きたい、という願いがかなう日がくることを願っています」という言葉で公式発表を締めくくっています。
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