マルセリーノ監督、パレホ、ロドリゴの3人がラジオ出演
昨夜、マルセリーノ監督、パレホ、ロドリゴの3人がラジオ番組「Partidazo de COPE」のインタビューに出演しました。そこでのやり取りの一部です。
──今日はよろしくお願いします。
マ「誰も居ないメスタージャも感動するね。満員の時の方がはるかに良いけど」
──いよいよ決勝戦の日が近づいてきましたね。心境はいかがですか?
マ「まだ緊張してないが、試合が近づくにつれて胃の中で何かが動き出すかもしれないね」
ロ「試合前には少し緊張しているかもしれないね。でも主審が笛を吹いた時点で、全ての緊張はなくなるよ」
パ「今のところ、国王杯決勝ということに昂ったりはしていない。落ち着いているよ」
──パレホは緊張しないタイプらしいですね。
パ「そう、僕は普段から緊張しないんだ。緊張は自分の中に抑えこんじゃってるからね」
マ「私の食事管理のせいで君たちは躁病の傾向が出ているんだろう(笑)」
──本当に?(笑)
マ「いやいや、私には栄養素のことはよくわからないよ(笑)」
パ「マルセリーノ監督になってから僕らは良く食べるようになったかな。それがフィジカル面に出ていると思う」
──ロドリゴ、今季はチョコレートを食べていないんでしょう?
ロ「いや、食べてる(笑)」
──決勝戦に向けての準備はいかがですか?
マ「まだ特別なことはしてない。いつものルーティーンに従ってバルサを見ている」
──10番を背負ったプレーヤー(メッシ)も研究していますよね?
マ「そうだね、チェックしているよ」
──優勝したらカップを掲げるのはパレホの役目ですね。
パ「まだカップを掲げることを想像したことがないけど、きっと信じられないくらい素晴らしい瞬間になるだろう。ただ、そのためには死ぬ気で働き、死ぬ気で走らなくてはいけない。だからまだその瞬間の事は考えていないよ」
マ「試合が始まる前にカップを掲げることを楽しみにしていたら、バルサにその油断を突かれてしまうだろうね」
──どういう試合になると予想しますか?
ロ「どんな時でもバルサは優勢といわれるチームだ。決定的な選手たちを揃えているからね。でも僕らはそんな彼らに対していつも良い試合をしてきたと思ってる」
パ「見所の多いオープンな試合になるといいね」
──皆さんの知り合いも決勝戦を見に来ますよね?
ロ「30人くらい来てくれるかな。クラブはチケットを3枚しかくれなかったから、27枚買わなくちゃいけなかったんだ(笑)」
パ「僕は50人くらい...」
マ「私は46人...」
ロ「マジかよ!チケットを頑張って買ってるのは自分だけだと思ってた!(笑)」
ロ「ひとつ発表したいことがあってね。いい?」
──もちろん、どうぞ。
ロ「娘を授かってね。パパになるんだ。順調に行けば9月に、バレンシアのノウ・デ・オクトブレ病院で生まれる予定だよ」
──それはおめでとうございます。生まれたらSNSでファンにお知らせしないとですね。盛大に(笑)
ロ「グリーズマンのようなドキュメンタリーは作らないよ!僕にそんなたくさんのフォロワーは居ないし(笑)」
──すると今はおなかに赤ちゃんが居るわけですよね。ゴールした時にはもちろん...
ロ「そう!娘のためにもゴールを決めた時にお腹にボールを入れるパフォーマンスをしたいとずっと思ってるんだけど、いつも忘れちゃうんだよね。だから僕の彼女はいつも怒ってる」
パ「土曜に君がゴールを決めたら、思い出させてあげるよ(笑)」
ロ「まぁ今季はいつもって言うほどゴールを決められてないんだけど(笑)」
一同「(笑)」
──2シーズン連続でのチャンピオンズリーグ出場を決めて、チームの士気も高まっているんじゃないですか?
パ「チャンピオンズリーグに参戦するという目標を達成したことで、僕らは決勝に立ち向かうためのモラルと自信を手にしたと思う」
──試合後にマルセリーノ監督がパレホをハグしている姿が印象的でした。
マ「メスタージャではしてもらったからね」
パ「バレンシアに来て8年になる。良い時期も悪い時期も何度も経験してきた。メスタージャでのバジャドリー戦で得点後にマルセリーノにハグをしに行ったのは、彼が厳しい状況に置かれていることをわかっていたし、僕がそうしたいと思ったからだよ」
マ「ビーゴでは、ロドリゴも私をハグしてくれた」
ロ「僕らはハグで通じ合ってるんだ(笑)」
──もししたければ今してもらっても構わないですよ(笑)
パ「するなら土曜がいいな(笑)」
──国王杯を勝ち取った時に何かするって公約はいかがですか?
パ「勝っても髪を切ったり染めたりとかはしないよ!僕には2人の娘が居るからね」
ロ「(自分の頭を撫でながら)僕も娘が生まれることだし、髪を切ったり染めたりは止めておこうかな(笑)」
一同「(笑)」