2018/2019 リーガ第37節:アラベス戦に向けて18名招集
GK ジャウメ・ドメネク/ネト
CB ガライ/ガブリエウ・パウリスタ/ディアカビ/ロンカリア
SB ガヤ/ラト/ピッチーニ
CH パレホ/ヴァス
SH カルロス・ソレール/フェラン・トーレス/ゲデス
FW ロドリゴ/サンティ・ミナ/ガメイロ/ソブリーノ
今季のメスタージャでの最後の試合となります。コクランが累積警告による出場停止、ヨーロッパリーグでベンチメンバーから外れたソブリーノが入りました。コンドグビアとチェリシェフが負傷、イ・ガンインが代表招集中のため招集外です。
今季の残りの公式戦は3試合、リーガも残り2試合となりました。CL出場権獲得はヘタフェの2試合の成績にかかっていますが、バレンシアとしてはこの2試合を2勝しないことにはヘタフェに追いつく事は出来ないでしょう。クラブもこの残り3試合を「3つの決勝戦」と位置付けています。
ここにきてコクランの出場停止はかなりの痛手です。予想スタメンではコクランの代役はヴァスとソレールの名前が挙げられていますが、試合前日会見でマルセリーノ監督はパレホのパートナーにディアカビを起用するオプションも準備していることを認めました。アーセナル戦で5-3-2の中盤アンカーとしてプレーしたディアカビは、試合には敗れたものの個人的には評価を上げることに成功しています(パス36本中32本成功、1得点)。ディアカビは子供の頃はストライカーで、またリヨンに加入するまではMFとしてプレーしていた過去があります。
また、コクランとコンドグビアが不在のアーセナル戦でシステム変更(5-3-2)したこと、そして今季前半戦のアラベスとの対戦でパレホを中盤アンカーに置き、前にヴァスとチェリシェフを置く3-5-2を起用したことを踏まえて、記者からシステム変更の可能性についての質問も出ました。
このテーマについてマルセリーノ監督は「システム変更は考えていない。アーセナル戦は180分の試合であり、あの試合はアウェーゲームだった。今節はメスタージャでの試合だし、アラベスも難しい相手だがアーセナルほどのポテンシャルを持っているチームではない。いつものシステムで戦うつもりだ」とスタンダードな4-4-2でプレーする事を明言しました。
古巣対決となるソブリーノは「僕がプリメーラデビューを果たしたクラブであり、感謝している。彼らと対戦する事にテンションが上がっている。彼らにもEL出場権獲得の可能性が残っており、それを勝ち取るために全力で来るだろう」とコメントしています。
バレンシアにとっては今節もまた、出場停止者を出さないことを求められる戦いとなります。現在出場停止にリーチの選手はミナ、パレホ、ソレール、ガヤ、ヴァスの5選手です。
アラベスの方では乾とマリパンが負傷のため招集外と報じられました。レンタル中のアレックス・ブランコは契約条項により出場できません。