前節：バジャドリー戦で後半43分にチェリシェフとの交代出場でリーガデビューを果たしたイ・ガンイン。17歳327日でのリーガデビューは、バレンシアの外国籍選手として史上最年少でのデビューとなりました。

これまでのクラブの外国籍選手最年少出場記録は2003年にモモ・シッソコが記録した18歳220日という記録です。そしてガンインのこの記録は、スペイン人選手を含めてもクラブ史上9番目の若さでのデビューとなります。

また、このカンテラーノのデビューの一報は彼の母国・韓国でも報じられています。

ガンインは、イ・チョンス(レアル・ソシエダ/2003-2005)、イ・ホジン(ラシン・サンタンデール/2006)、パク・チュヨン(セルタ/2012-2013)、キム・ヨンギュ(アルメリア/2013)に続いてリーガでプレーした5人目の韓国人選手となりました。また、ナム・テヒがフランスリーグのヴァレンシエンヌで記録した18歳36日でのデビューを上回り、韓国の歴史上、最も若く欧州トップリーグでプレーした選手ともなりました。

次にイ・ガンインが目指す記録はバレンシアでの欧州カップ戦最年少出場記録です。2月14日に開催されるヨーロッパリーグ Round of 32：セルティック戦でプレーした場合、アーロン・ニゲスに次ぐクラブ史上2位(もちろん外国籍選手では1位)の記録を達成します。そしてもう1つは、韓国人選手のリーガ最多出場記録です。これまでの韓国人選手のリーガ最多出場はイ・チョンスの28試合、続いてパク・チュヨンの22試合となっています。