ディアカビに4試合出場停止処分
RFEFの競技委員会は、国王杯ヘタフェ戦2ndレグで試合終了後に乱闘を演じたディアカビに4試合の出場停止処分を科しました。また、試合中に暴言で退場処分となったフィジカルコーチのイスマエル・フェルナンデスにも1試合の出場停止処分が科されています。
同じく暴力行為を指摘されていたヘタフェの選手たちについてですが、ディアカビと取っ組み合いをしたブルーノ・ゴンサレスと、試合終了後にバレンシアのスタッフを殴打したダミアン・スアレスに4試合の出場停止、線審に暴言を吐いたハイメ・マタに2試合出場停止処分が科されました。
また、ディアカビとブルーノ・ゴンサレスには罰金3005ユーロ、ダミアン・スアレスには600ユーロ、バレンシアには1400ユーロ、ヘタフェに2100ユーロの罰金も科されました。
今回の処分について、ディアカビ、ブルーノ・ゴンサレス、ダミアン・スアレスの3人については暴力行為という深刻な違反行為のため、国内の全コンペティションが対象となります。そのため、ディアカビはバルセロナ戦、国王杯ベティス戦1stレグ、レアル・ソシエダ戦、エスパニョール戦が制裁の対象試合となります。一方でハイメ・マタの制裁は国王杯限定との事です。
クラブはディアカビへの制裁を軽減すべく、ヘタフェ戦翌日に試合映像として報じられたもの以外の複数のビデオを競技委員会に送りました。ディアカビには暴力行為としてより多くの制裁が科される可能性もありましたが、結果的に今回は一番軽い処分となる4試合の停止で済みました。クラブは、エストラーダ・フェルナンデス主審のマッチレポートを原則的には支持しており、今回の制裁について異議を申し立てたりはしないとの事です。