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レンタル移籍中のビジャルバのインタビュー

今季ヌマンシアにレンタル移籍しているカンテラーノ:フラン・ビジャルバ。ソリアの街での彼の修行は順調に進んでいると言えるでしょう。13試合1,170分のうち934分でプレー。11試合でスタメン出場、1試合で途中出場。出場停止だった1試合を除いて、全ての試合に出場しています。

このようにエル・カバニアル生まれの彼の才能は、ロペス・ガライ監督のチームにおいて、もはや欠かせないものとなりました。ビジャルバは2部リーグの舞台に完全に適応した選手として成長し続けています(このインタビュー後に行われた第14節:マハダオンダ戦でもフル出場し、ゴールを決めました)。

レンタル移籍中のビジャルバのインタビュー

──ソリアでの生活はどうですか?
「すごく良い経験をしてるよ。ここでの生活をすごく楽しんでる。新しいリーグでのプレーを学べていることに満足している。この一年は僕にとっての挑戦だからね」

──何の問題もなく適応してるように見えますね。
「すごく良い形で新しい環境に適応できたと思う。監督は僕に自信を与えてくれた。もちろんクラブもチームもね。全ての人たちがこの街での最初の日から僕をサポートしてくれている。僕はその声に応えるように、チームの目標達成に貢献しなくてはならないし、選手としても成長しなくてはならない」

──あなたはセグンダB(2部B)というタフなリーグからここにやってきました。そして、ここセグンダ(2部)はまた違った形で厳しいリーグです。あなたのキャリアにおいて一歩進んだわけですが、どのような違いがありますか?
「もちろん、2つのリーグには違いがある。セグンダはよりリズミカルだし、よりプレー強度も求められる。所属しているチームも当然優れているし、打ち破りにくい相手ばかりだ。加えて、今季は特にリーグのバランスが取れていて、良いリーグになっている。このリーグで気を散らしたり、眠ったようなプレーをしたりすると一瞬でボールを失うことになる。常に全力で生きていないといけないんだ」

──適応に最も苦しんだのはどのようなことですか?
「特に苦しんだものは無いよ。監督が採用しているシステムはVCFメスタージャとすごく似ていて、既に理解しているからね。ここで採用されているプレースタイルもクーロ・トーレスやミゲル・グラウと一緒にプレーしていた時と同じものであり、僕に合っていると思う。2人の守備的ピボーテを持つ4-3-3のアタッキングMFはパテルナでも既に経験してきた役割だから、僕がこのチームに適応するにあたって大きなアドバンテージになった」

──さらにヌマンシアは常にボールを保持することを目指していますね。
「そう、チームは積極的にプレーしようとしている。ボールを保持して試合を支配したいと思ってるんだ。このスタイルは僕のプレーにも合っている。でも、まだまだ働いて、精度を上げないといけない」

──筋肉量を増やすためのトレーニングはしていますか?
「チームの一般的なルールとして、一週間毎日、練習を始める前にジムでトレーニングを行っているんだ。この街はとても寒いからね。僕自身もよりフィジカルを強くするために筋力トレーニングをしているよ」

──あなたのようなボールを持つタイプのプレーヤーは、相手の接触から身を守る必要があります。
「このリーグでは、セグンダBより多くのフィジカルコンタクトがあり、より多くのセカンドプレーがある。そういったプレーに戸惑わないように、もっと注意を払う必要がある」

──ここまで13試合中12試合でプレーしました。ここに来た時に、こんなに沢山プレーできると想像していましたか?
「全然想像していなかった。このリーグに適応するためにもっと時間がかかると思ってたから。でも監督が最初の日からずっと、僕に自信を与え続けてくれている。僕は日々の仕事で監督の期待に応えたいし、ポジションを得るために戦い続けるよ」

──今季ここまでのあなたのベストゲームはどれでしょうか?
「アウェーでのスポルティング・ヒホン戦(第5節)だね。自分でゴールを決めて、勝点1を持ち帰った。それと、ホームでのサラゴサ戦もよく覚えてる。この試合はチーム全体が完璧だった。僕らは試合の大半を支配し、相手を快適にプレーさせなかった。チームがより上に行くためには、この試合のようなプレーを続けないといけない」

──今季のチームの目標は何でしょうか?
「出来るだけ早く残留を達成すること。ヌマンシアは、決して諦めない歴史的なクラブだけど、まずは残留を勝ち取らないといけない。その次の目標として、昨季のような良いシーズン(6位で昇格プレーオフ出場/プレーオフ決勝で敗退)を繰り返すことだ。これはすごく難しいことだと思う」

──バレンシアからは連絡がありますか?
「ホルヘ・ロペスと何度か話したよ。それ以外は特に無い。ホルヘはバレンシアで僕をすごくサポートしてくれ、今でも僕のことを気にかけてくれる友人だ。ヌマンシアの試合も何試合か観に行くつもりだと言ってくれている」

──バレンシアに戻って、トップチームの選手としてメスタージャでプレーすることを考えていますか?
「正直なところ、今はそれについては考えていないんだ。ヌマンシアとの契約は6月に終わるけど、とても快適なここでの日々について考え、ここで働くことについて考えている。その後は、なるようになれ、だね。もちろん、僕が最も望んでいるのはいつかバレンシアでプレーすることだ。そこに間違いはない。でも、僕の今のチームはヌマンシアだし、このチームに集中しなくてはいけないと思ってる」

──ソリアでプレーするという決断はあなたにとって成功と言えますか?
「僕は20歳で、セグンダに居る。もし、ここからキャリアが悪くなっていったとしても、僕は自分の決断を後悔しないと思う。この移籍は論理的な前進だ。セグンダBでプレーしていた僕は、より高みに向かって前進する必要があった。だからソリアに来て良かったと思ってる。このチームは全員が同じ目標に向かって働いているし、この精神がチームを成功に導いてくれるはずだから」

──もう雪は降っていますか?
「少しだけね。まだ冬の手前という感じかな。でももうだいぶ寒いけど。皆の話によると、一番の寒さはまだこれからやってくるらしい。バレンシアとは違うんだな、って感じるよ」

──練習の時は沢山の服を着るんですか?
「僕は寒がりなんだ。だから、完全防寒。目しか出してないよ」

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