マルセリーノ監督はエスパニョール相手の敗北後に、最初の失点がチームに混乱を招いた、と述べ、回避できたミスにより試合を決められてしまったと語りました。

──試合を終えての感想を
「一般的に見て、前半は最初から良い戦いをしていた。我々が試合のコントロールを握り、チャンスも作った。後半もコンドグビアのチャンスがあったが、ファウルがあり、相手のゴールが生まれ、それが我々を混乱させてしまった。そして回避できたミスにより彼らは試合を決めた。結果は妥当なものだと思う」

──エスパニョールとの対戦について
「昨年、エスパニョールは今日よりももっと我々相手にチャンスを作ったが、我々が0-2で勝った。これがサッカーだ。エリア内での成功が試合の結果を左右する」

──敗因を分析してください
「我々は規則正しいプレーをすることが出来なかった。ライバルにチャンスを与えないためにも攻撃と守備の両方を向上させなければならない。1-0にされるまで、エスパニョールの唯一のチャンスはクロスバーに当たったものだけだった。彼らの3度目・4度目のチャンスは後半に起きたものだ。セットプレー時に集中が切れていたのは事実だと思う。そこに集中力をより高める必要がある。これはサッカーなのだから、より競争力があり、90分間バランスの取れているチームを目指さなければならない」

──新戦力はほとんどが途中投入です
「昨季4位になったチームがまだ残っている。このチームの多くの選手は昨季多くの時間をプレーした者たちだ。プレシーズンに加入して適応した選手も居れば、ワールドカップを戦っていた選手も居る。私は昨季良いレベルにあった選手たちを選んだ。その後、我々はチームに適応している選手たちを変化する要素として投入した。彼らは高いレベルの品質を持っているので、これからチームが成長すると確信している」

──ムリージョの招集外について
「単純なことだ。我々にはチームがあり、その中から最高の状態の18人を選択する。彼がその18人の中に入ったときには、彼の出番が来るだろう。そして彼が良い状態であれば彼がプレーするはずだ」

──チームにはまだ補強が必要でしょうか
「私は自分のチームに満足している。選手たちも非常に高いレベルのパフォーマンスを見せてくれた」