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マルセリーノ監督のインタビュー(2018/7/19)

契約延長が発表されたマルセリーノ監督の公式会見がありました。また、それに続いて、バレンシアのラジオ局90minutsがインタビューを行っています。

マルセリーノ監督のインタビュー(2018/7/19)

──契約延長について
「バレンシアで何年も仕事を続けられることを嬉しく思っている。1年だけ延長することで、私のスタッフ全員の意見が一致した。1年~1年半後も今のやりがいが続けば、また契約延長することもできるだろう」

──初めてのチャンピオンズリーグ出場について
「オールド・トラフォードやトリノでチャンピオンズを戦う自分を想像しても、めまいを起こすようなことは無いよ(笑)私にあるのは楽しみだという気持ちだけだ」

──クラブの100周年記念シーズンについて
「スポルティングで100周年のシーズンを率いたことがある。そして今、バレンシアでも同じ栄誉を得ることが出来た。スポルティングでは難しいシーズンになってしまったが、バレンシアではきっと良いシーズンを過ごすことが出来るだろう」

──今季の目標について
「我々が、より上を目指すためには時間が必要だ。まずは4位という順位を確固たるものにしなくてはならず、そこから転げ落ちるようなことがあってはならない。これが今のバレンシアの立ち位置だ。全ての人がバレンシアの成長の余地を受け入れ、謙虚で野心的で現実的でなくてはならない。それが我々の求めるものだ。我々は最初から、昨季の目標はヨーロッパの舞台に行くことだということを知っていた。そして今、チャンピオンズの出場権を得ている。優先順位は明らかだ。今のクラブの状況は継続してチャンピオンズに出ることを必要としており、その達成のためには昨季と同様に全ての試合がファイナルとなる。リーガがメインのコースであり、チャンピオンズは我々が楽しむための素晴らしいデザートであることを理解し、充分な競争力のあるチームを形成したい」

──選手たちの調整について
「選手たち各自に最適なフィットネスを見つけるように指示を出している。彼らは自分たちが好きなものを食べられるということだ。重要なことはバランスだ。私はチョコレートを食べることを禁止していない。が、それを200g食べるのか1kg食べるのかは選手たちが考えて判断することだ(笑)」

──DFの補強について
「ディアカビを含めて、センターバックは5人居る。そしてそのうちの何人かはサイドバックでもプレーできる。私の希望では、20人のフィールドプレーヤーをチームに持つことだ。もし今サイドバックを補強したら、我々のDFは9人となり、チームのおよそ半分がDFとなる」

──右サイドバックについて
「非常に難しいポジションだ。とある評価されている選手のプロファイルを持っているが、交渉のためには2000万ユーロ以上が必要となっている。我々はサイドバックのひとりの選手にそれだけのお金を支払えるチームではない。他のオプションを考えなくてはならないし、チームに見合う選手を見つけられるかどうかにかかっている。我々はより競争力のあるチームを作るために、このポジションで守備力の高い選手を望んでいる。特に私は"高さ"が、戦略の重要な要素だと思っている。これが今季の重要な要素となるだろう」

──ディアカビについて
「ハイレベルなリーグやチャンピオンズリーグでプレーした経験を持つ若いセンターバックだ。中長期的に見て高いポテンシャルを持っている選手だと考えている。昨季、多くの試合に出ていないという指摘も事実だが、フランスU-21代表でのプレーを見て、あれだけの金額を費やす価値があると考えた。もし彼が所属チームで40試合プレーしていたら、獲得には3倍のコストがかかっていただろう。彼の獲得は非常に沢山の要素を分析した上で決められたものだ。彼は我々に未来を与えてくれると信じている」

──チーム作りについて
「チームの性質にも寄るが、19~20人のフィールドプレーヤーで充分だと思っている。既にチームには多彩なプレーヤーたちが居て、出場メンバーを考える時は、それらを考慮している。私は選手が多すぎるチームは好きではない。もしチームに25人も選手が居たら、5~6人はほとんどプレーする機会を得られない。そのような状況はチーム内に問題を引き起こすことになる。チームはコアメンバーが7~8人、ある程度出場機会のある選手が6~7人、少ししかプレーしない選手5人、このくらいで形成されるべきだ。そしてそうすることで、残りの登録枠をカンテラーノのために使いたいと考えている。選手の退団の可能性に際して我々が意識しなければならないことは、全てのポジションにおいて、昨季と今季の選手のプレーの差を出来るだけ少なくすることだ」

──ストライカーの売却について
「個人的な希望を言えば、私は全ての選手と一緒に居たいと思っている。だが、現実的に誰かしらの退団に備えた準備が必要だ。我々は4人の選手の補強を必要としているが、もしストライカーの誰かがクラブを去る場合には、第5の補強が必要となる。それがザザになるかどうかは分からないが、もしザザが去るとしても、それは彼のプレースタイルが原因ではない」

──ザザの将来について
「ザザはバレンシアの選手として開幕を迎える可能性がある。何故なら彼は我々のクラブと契約を結んでいるのだから。彼に何が起こるかは私にはわからない。彼自身は、自分の状況を昨季から知っている。それでも模範的に練習に取り組んでいるよ。私は4位に入るという目標のために、そしてチームに競争力を持つという意味で、頭数を揃えるのではなく、クオリティのある選手を求めている。私が言うクオリティとは、才能ではなく、出場時間に応じた働きのことだ。たとえ20分しかプレーしないとしても、90分プレーする時のように全力を出さなくてはならない」

──ゲデスについて
「ゲデスは、特別な役割を果たせる選手だ。とても好青年だし、よく働く。非常に若く、大ブレイクの可能性も持っている選手だ。だが、昨季リーグ後半戦はそれほどの輝きを見せることが出来なかった。彼が負傷したこと、その間にライバルチームも彼を研究したことなどが要因としてあげられるだろう。ただ、それは彼のような年齢の選手にとっては当たり前のことだ。あの若さでシーズン通じてハイレベルな競争力を維持することは非常に難しい。彼の獲得については意思決定を行わなければならない時期が来ている。彼が今のチームを去るかどうかはパリSGが決断することだ。私は楽観主義者だが、このテーマについては評価は難しい。パリSGが彼をどうしたいのかもわからないし、おそらくあちらの中でも方針が決まっていないのだろう。パリSGが彼の放出を決定した時には、私は楽観的になるだろう。彼がバレンシアでプレーをするための全ての準備はできているからね」

──右サイドハーフについて
「ソレール、フェランに加え、ヴァスもこのポジションでプレーできる。右サイドハーフは既に人材が揃ったと言えるだろう。全ての選手に出場時間を保障することはできないが、フェランはより多くの出場機会を得るだろう」

──コクランの復帰について
「彼の回復具合を見ていかなければならない。非常に深刻な怪我だったからね。当初の見込みでは9月中旬の復帰予定だが、9月末までは注意深く見ていきたいと思っている。リスクを負う必要は無い」

──ガメイロについて
「彼はアトレティコの選手であり、今もあちらのチームで練習を行っている選手だ。それ以上彼について言えることは無い。出来るだけ早くチームを確定させたいが、現代のサッカーではマーケット最終日まで何が起こるか分からない。重要なことは8月31日にチームの可能性を把握しておくことだ」

──アンドレ・ゴメスについて
「私のお気に入りの選手だが、彼は今もバルセロナの選手だ。ただ、移籍可能な選手という位置づけに居ると思う。マーケットで起きることを見ていこう。もし我々にチャンスがあっても、難しい交渉となるだろう。現時点では彼の復帰は難しいと感じている」

──メドランについて
「彼が望めば、バレンシアの外で解決策を見つける可能性も高いだろう」

──ゴンサロ・ビジャールのケースについて
「休暇中にあったことであり、私は彼に起こったことを詳しく知らない。我々の技術部門は、技術的なことについて意見を述べることは出来るが、契約についての意見は何も持っていない」

──VARについて
「改善に役立つものはすべて歓迎されるだろう。私の理想としては、全ての大会で導入されてほしい」

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