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国王杯:バルセロナ戦を終えてマルセリーノ監督のコメント

マルセリーノ監督は試合後の公式会見で、試合に敗れたにもかかわらずチームの出来に満足していると語りました。またアンドレアス・ペレイラを負傷させたセルジ・ロベルトのプレーは退場処分が妥当であり、数的優位を得て戦いたかったことを認めました。

国王杯:バルセロナ戦を終えてマルセリーノ監督のコメント

──ゴールを奪えなかったことで2ndレグは難しくなりますね。
「1-0での敗戦が良い結果でないことは間違いない。確かに得点を奪いたかったが、我々が今日プレーしたのはカンプ・ノウだ。バルサの方が我々よりもはるかに高い競争力を持っていた。この結果によって2ndレグは難しくなる。しかし、このラウンドの扉はまだ開かれている。決勝へ進むために、全ての力を尽くして2ndレグも戦うつもりだ」

──今日のチームに足りなかったものはなんでしょうか。
「前半から、彼らはほとんどの時間で試合を支配した。それにもかかわらず決定的な場面は多くなかったと思う。つまり、今日の試合では我々の守備はほぼ完璧だったということだ。我々に欠けていたものは相手陣内への進入、そしてそれに至るための最初のパスだった。後半は前半よりも拮抗した展開に持ち込めたと思う。ただ、特別な個人力から生まれたゴールが我々を困難に陥れた」

──今日のプランの目標は0-0での引き分けだったのでしょうか。
「バルセロナを思い通りにすることは非常に難しいことだ。2ndレグまで生き残ることを目標に戦った。前半45分間はチャンスすら作れなかったが、後半の45分間は自分たちの時間を持つことも出来た。ムリージョ、ガライ、コンドグビア、ゲデス、ザザの居ない状態でバルセロナ相手に今日のような試合をすることは決して簡単なことではない。我々は良い試合をしたと思う」

──メスタージャでこのラウンドの行方が決まります。
「メスタージャは我々をサポートし、チーム全体を奮い立たせてくれるだろう。それでも相手は、リーガを牽引するこれ異常ないくらい難しいチームだ。彼らが今季、無得点で試合を終えたのはわずか2試合のみ(国内公式戦)だ。次のメスタージャでの試合が3試合目になるようにしたい」

──セルジ・ロベルトのスタンプはレッドカードに値するものでしたが、提出されたのはイエローカードでした。カードの提示に二重基準があると感じますか?
「ピッチで起きたことは覆せないが、出来ることなら異なる状態で(数的有利を得て)試合を戦いたかった」

──負傷者たちは1週間で復帰できますか?
「誰が復帰できるか、まだわからない」

──現時点ではバルセロナが決勝進出の有力候補ですね。
「バルセロナはいつでもどんな条件下でも常に有力候補だ。今日の結果により我々の突破の可能性は、より小さくなった。それでもまだ我々は戦う」

──今日の試合の収穫は守備面の改善でしたね。
「これからの18試合、願わくばそれが19試合になったとして、今日のような競争力を持って戦えれば、どんなライバルも我々に勝つことは難しくなるだろう」

──フェラン・トーレスは継続してチャンスを得られるでしょうか。
「フェランは我々のチームの一員だ。チームのニーズに応じてプレーすることになるだろう」

──メスタージャでの2ndレグでは何を変えるべきだと考えていますか?
「今は次のアトレティコ戦について考える時間だ。その後でバルセロナに対してのプランを考えようと思う」

──ザザは4番手FWという評価になってしまったのでしょうか。
「我々コーチ陣は、チーム内にハイレベルなポジション争いを持ち、そこから選手を選択しなければならない。しかし、今日の彼は病欠で起用することが出来なかった」

──カンプ・ノウの客入りの悪さをどう感じましたか?
「何も思わない。雨が降っていたことも影響があったのだろう。私は自分たちのファンについて話すことは出来るが、バルセロナのファンについては話せない。メスタージャは素晴らしい雰囲気を作ってくれるだろう。10年ぶりの決勝進出に向けて我々を大いに助けてくれるはずだ」

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