今季、背番号26をつけてプレーしていたトニ・ラトが正式にトップチーム登録となり、今夜開催される国王杯：オサスナ戦より、オレジャナの移籍で空いた背番号15を付ける事になりました。

この「15」という数字はラトにとってただの数字ではありません。このカンテラーノがトップチームデビューを果たしたのは2013年10月の親善試合：ブルハショット戦。当時の彼はフベニールBでプレーする「15歳」の選手であり、この試合でも背番号「15番」を付けてプレーしました。そして、それから5ヶ月後の2部Bリーグ第32節：エルチェB戦、この試合で彼はやはり「15番」を付けてVCFメスタージャデビューを果たし、「15分間」プレーしました。

そして忘れてはならないのが、バレンシアのレジェンドのひとりでありラトと同じ左サイドバックのカルボーニです。このイタリア人DFはバレンシアで15番をつけて多くの栄光を勝ち取りました。ラト７もまた、偉大な先輩と同じ番号を背負い、自身の人生のクラブであるバレンシアで多くの栄光を勝ち取ることを夢見ています。