クラブは今季のメインスポンサーであるBLU Products社と、2019年までスポンサー契約を1年延長することで合意しました。バレンシアはクラブ創設100周年を迎える来季に向けて記念ユニフォームの制作を進めていますが、トップチームが着用するそのユニフォームの胸にも今季同様に「BLU BOLD LIKE US」のロゴが入ることになります。

今季、BLU Products社からバレンシアに支払われているスポンサー料は320万ユーロであり、この金額は来季も変わりません。しかし、同社はチームの今季の成績によってインセンティブを追加することを契約条項に織り込んでいます。具体的には、マルセリーノ監督のチームが来季のヨーロッパリーグの出場権を得た場合にスポンサー料金を350万ユーロ(320万+30万)に増額、チャンピオンズリーグの出場権を得た場合はさらに400万ユーロ(320万+80万)に増額されます。

加えてこのボーナスは、バレンシアの予算バランスを取るための僅かなメリットのひとつとなるでしょう。クラブは今季、新たな商業契約、スポンサー契約、パートナーシップ契約、選手の売却による収入等で、4500万ユーロを調達する必要があります。

バレンシアのマーケティング部長を務めるホルヘ・ガルシアは「BLU Products社のような国際的なブランド力を持つ企業が、バレンシアを信頼し、契約延長してくれたことを誇りに思います。来季、バレンシアが創立100周年を全てのファンと共有し、盛大に祝うにあたり、偉大なBLU Products社のサポートを継続して得られることは、非常に重要です。我々ふたつの企業は、革新的な一面・野心的な一面において共通の価値観を持っています。これからは進化し、成長し、長いスパンで大きな成功を収めるために必要不可欠なものです」と語っています。

また、明日23日(日本時間24日)にメスタージャで開催されるリーガ第17節：ビジャレアル戦の選手入場時に、BLU Products社の協賛による「スタンド全体(メインスタンド側を除く)でのコレオグラフィ演出」が行われることも発表されています。