バルセロナ戦を終えて、ルベン・ウリア(アシスタントコーチ)のコメント
バルセロナ戦を終えて、この試合で監督代行を務めたルベン・ウリア アシスタントコーチのコメントです。
──試合を終えての感想をお願いします。
「前半は彼らの激しいプレスによって、危険なゾーンまで押し込められることになった。後半は全てが変わった。我々は相手を上回ったと思うし、より良い結果に値したと思う。マルセリーノ監督も、この重要な一戦に相応しい努力を見せてくれた選手たちに満足している」
──ハーフタイムに選手たちになんと声をかけたのでしょうか。
「選手たちには、やや動きが固くなっているということを伝えた。後半はもっと試合を楽しんで、より自分たちらしいプレーをしていこう、と話し合った」
──引き分けという結果に満足していますか?
「後半はほとんど決定的な場面を作られていなかったので、追いつかれての引き分けは痛い結果だ。チームの全員が良く働き、集中していたと思う。ただ、あの場面だけはメッシのスペシャルなパスがあり、ジョルディ・アルバにゴラッソを決められてしまった」
──今日の試合では、メッシのゴールが認められない、という誤審がありました。
「このようなことが起きてしまうのは残念だ。来季、VARシステムが導入されるが、我々も導入に賛成している。今日のミスジャッジは明確にわかるものだった。たまたま我々に有利な判定となったが、明日は相手に有利に働くかもしれない。ミスジャッジとはそういうものだと思う」
──ザザの怪我についてはいかがでしょうか。
「彼は何も問題を抱えていない。今日の彼は非常に献身的に働き、素晴らしい試合を成し遂げた」
──途中交代したガライについては?
「肋骨を強打し、一時的に呼吸に影響が出たので大事を取って交代した。深刻なものではないことを確認するための検査を明日行う予定だ」
──ゲデスも怪我を抱えていると報じられています
「最近、足に痛みがあるとのことで検査を行い、足の小指の骨に小さな亀裂があることが判明した。プレーに影響が無かったため今日の試合にも出場したが、完全に折れてしまう前に予防措置として手術を行うことになるだろう。全治3~4週間程度と見込んでいる」
──試合前にたくさんのファンがチームのバスを出迎えていましたね。
「非常にエキサイティングな光景だった。我々が偉大なクラブに居ること、我々のチームが順調であることを強く実感できた。バレンシアの偉大なファンたちを目覚めさせた選手たちにも感謝の言葉しかない。うまくいけば、今日のような光景をこれからも見ることができるだろう」
──今季のバレンシアは、このままバルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコらとの優勝争いに絡んでいくことが出来るのでしょうか。
「難しいことだと思う。我々は一歩ずつ歩んでいくつもりだ。まず次のヘタフェ戦に勝たなくてはならない。難しいスタジアムで難しい試合になるだろう。だが、今日は多大な努力の末に勝ち取ったこの結果を喜ぶための時間を選手たちに与えてあげたいと思う」