アブデヌール(28)がフランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユに1年間のレンタル移籍をすることが発表されました。買い取りオプションは付いていませんが、今季15試合以上の出場でレンタル期間を1年延長するオプションが付いています。

マルセリーノ監督の構想外となっていたアブデヌールについては、現チームの中でも最も給与が高い選手の一人であることから、ファイナンシャル・フェア・プレーの問題に悩むクラブは、優先して放出に動いていました。アブデヌールには今夏、ロシアのゼニトからもオファーが届いていましたが、これは彼自身が拒否。最終的には、昨季も獲得に名乗りを上げたマルセイユが、バレンシアの代わりにこのチュニジア代表DFの給与を支払う条件で獲得合意に至りました。