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マルセリーノ監督の公式会見(2017/08/25)

マルセリーノ監督が金曜日の練習後に公式会見を行いました。マドリー戦や新戦力、構想外の選手たちについて語っています。

マルセリーノ監督の公式会見(2017/08/25)

──レアル・マドリー戦の準備はいかがでしょうか。
「彼らは攻撃力で試合を支配するチームだ。加えて、メンタル面もフィジカル面も非常に強く速い選手たちによるカウンターアタックも備えている。我々は非常に注意深く、コレクティブな仕事をして自分たちをサポートし、ボールを持っている時もソリッドであり、守備時も素早くリトリートしなくてはならない」

──ベルナベウでマドリーに勝ってサプライズを与えたいですか?
「我々が勝ってもそれはサプライズではない。レアル・マドリーは離脱者がいるにもかかわらず素晴らしい時間を過ごしているが、我々もまた良い結果を持ち帰るという希望と野心を持っている。何が起きても驚きではない」

──開幕戦後に獲得が発表された3人の新戦力は、マドリー戦でプレーする可能性がありますか?
「昨季の終わりに負傷してしまったガブリエウはまだ難しいだろう。我々は彼が完璧な状態に到達してくれるのを待っている。ムリージョとコンドグビアは試合日までにチームにフィットできれば、メンバー入りするだろう」

──コンドグビアがプレーする場合、ポジションはどこになるでしょうか。
「彼は守備的なリトリートに優れ、相手陣内へのアプローチを可能にしてくれる選手であり、我々の戦術ではドブレ・ピボーテの一角でプレーできるキャラクターを持っている。その他の面でより多くのポテンシャルをもっている選手と、この特性に優れている選手が居たら、私は即座に後者を選ぶ」

──レアル・マドリーはロナウドとセルヒオ・ラモスのふたりが出場停止です。これはバレンシアにとってアドバンテージになりますか?
「一般的にスペクタクルなショーを見る時、彼らのような最高の選手たちが揃っていることを我々は願うだろう。だが、バレンシアの監督としての私の意見はやはり異なっており、ふたりの不在が残念だ、と言ったら私は嘘吐きになる。だが、レアル・マドリーにとって彼らの離脱は僅かな要素にしか過ぎない。彼らは強力な選手たちを抱えたチームであり、プレーする誰もが彼らの代わりを務められるポテンシャルを持っている」

──開幕して間もないこのタイミングでマドリーと戦う事をどのように感じていますか?
「今の我々にとって非常に素晴らしい試合であり、大きなチャレンジだ。我々はまだ最高の状態からは遠いが、自分たちの可能性を知るための非常に良いテストとなる。我々はマドリーを困難に陥れる事が出来ると確信している。うまくいけば、試合後に良い結果を持ち帰る事が出来た、と言えるだろう」

──バレンシアでは、マドリー戦の主審の判定はいつも試合後のテーマとなります。今回はその点についての懸念はありますか?
「私は審判のテーマを意識しない。彼らが完全に公平にジャッジしようと努めている事に何の疑いも抱いていないからだ。世界中のあらゆるプロフェッショナルが、正しい行いをしながらも時にミスをすることがある。私ももちろん同様だ。敬意を欠いた言動により退場処分となる者を、私は愚かだと思う。そういう理由で退場処分となった者は、その時点で彼らに対してだけでなく、自分たちのチームメイトや対戦相手にも敬意を欠いたことになるのだから」

──ガライに退団の噂が出ている事についてどう考えていますか?
「存在しない映画を気に留める必要などない。今、彼が抱える唯一の問題はメディカル面についてのものだ。彼は今週、ぎっくり腰に苦しんだ。先週、私が皆さんに話した通り、彼は他のクラブへの移籍の可能性が有っても可能な限りバレンシアでプレーしたいと言っていた。今節に関しては出場できるかどうか微妙なところであり、招集するかどうかはまだ決めていない。彼が退団するかどうかは私にはわからない。私は占い師ではないし、そうなりたいという願望もない」

──バルセロナがパレホに興味を、という報道がありました。
「私にとってはガライに対する質問と同じだ。彼は今日、フィジカル面での違和感を訴え練習を途中で切り上げたが、招集リストに入ることは出来るだろうと見ている。ただ、チームに残るかどうかというテーマは、私が保証する事ができないものだ」

──カンセロが抜けた後のサイドアタッカーの補強についてはいかがでしょうか?
「我々は非の打ちどころのないチームである、とは言えないだろう。サイドのポジションをこなせる選手を我々は必要としているし、クラブがチームを盤石にするための選手たちを連れてきてくれると信じている」

──退団の噂が出ている選手たちの状況を教えてください。
「アブデヌールの移籍は近いうちに公式発表されるだろう。ナンド・ガルシアも同様だ。オレジャナは彼自身の状況を理解している。サンティ・ミナも同じ状況だ。

──ストライカーの補強についての必要性はどのように考えていますか?
「今回の移籍市場において我々は、ストライカーよりもサイドプレーヤーの獲得に優先順位を置いている。今の我々のチームがカバーできない箇所を埋めてくれる選手たちを補強したいからだ。その意味では我々の採用するシステムを踏まえる、今のチームには既に4人のストライカーがいるし、ナニもサイドプレーヤーではなく、ストライカーの一人としてカウントしている。私は2つのポジションに5人の選手が居る事を望まない。だから、人の足りていないサイドプレーヤーについては補強を優先するが、ストライカーについては誰かの退団が無い限り、誰かが来ることはないだろう」

──ビジャの代表復帰について、何か思う事はありますか?
「彼は私にとっても特別なプレーヤーであり、愛してやまない選手だ。今回の一報について私も心から嬉しく思う。彼にはおめでとうと言いたいし、再びワールドカップで彼のプレーを見られる事を願っているよ」

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