「リーグ戦の開幕が近づいている中、今日の試合は単なる練習試合以上に貴重なものだった。

先週我々はアメリカに一週間滞在した。時差の問題やハードな練習による疲労があるにもかかわらず、我々の考えに適応しようとする選手たちの姿勢・意欲に感謝している。選手たちは私が期待していた以上の速さで、試合中の局面でそれを体現してくれた。

今日は特にディフェンス面での成果が大きかった。裏のスペースを与えることなく、高いラインを維持できていた。守備面の状況改善のために、我々は昨季の課題を踏まえて非常に多くの時間を割いている。昨季と同じくらいの失点を喫するようであれば、今季も順位表の真ん中あたりでシーズンを終えることになるからだ。我々はそれを望んではいないし、もっと上に行くことを目指している。

今日は確かに良い試合をしたが、これがプレシーズンマッチであることを忘れてはならない。評価を下すには時期尚早だ。現時点で言えることは、日々改善しなければならないということだけだ。リーグ戦を10～12試合終えた頃に、我々がどんなチームであるか、そしてどんなチームになることが出来るのかについて、明確な考えを持てるようになるだろう」