──バレンシアでの生活について
「気に入ってるよ。天気も良いし、食事も美味しい。質の高い生活を送れていると感じられるよ。この街、そしてこのクラブは僕を快く受け入れてくれた」

──イングランドでプレーしていた時を振り返って
「マンチェスター・シティは非常に高い攻撃力を備えたチームだった。ボールに触れる回数も多かったし、シュートチャンスも非常に多かった。FWにとってはプレーしやすい環境だったと言えるんじゃないかな」

──マラガ戦について
「今季の僕らはホームで期待されているレベルのプレーを見せられていない。だからこそ勝って、今の良くない流れを変えたいと思っているよ。昨季の僕らはメスタージャで非常に強いチームだった。僕らのスタジアムで僕らに勝つ事は、相手チームにとって非常に難易度の高いミッションだったんだ。でも今季はそうなっていない。僕らは再び昨季のようにならなくてはいけない」

──今のバレンシアはFWの位置がペナルティーエリアから遠いのでは、という分析について
「その指摘については自分も同感だ。だが、チームが採用しているのは昨季、素晴らしい結果を残したシステムだ。僕らFW陣が期待されたゴール数を挙げられていない事は事実だが、その代わり2列目の選手やウイングの選手が非常に多くのゴールを決めている」

──パコ・アルカセルとの同時起用について
「彼は僕には無い特性を持ったプレーヤーであり、僕も彼とは違う特性を持ったプレーヤーだ。そして僕らにそれぞれ欠けているものをお互いが持っている。個人的には彼ともっと一緒にプレーしたいと思っているよ。僕ら2人はチームにもっと多くの事をもたらす事が出来ると信じている。でも最終的にどんなシステムでプレーするかは監督が決める事であり、僕らはそれを受け入れなければならない。なぜなら監督の戦術は既に昨季、リーガで有効的であると証明されたものだからだ」

──ネグレドとヌーノの関係が良くないと報じられた件について
「馬鹿げた話だ。個人的に監督との間には何の問題も無いし、監督も僕に対して何も問題を抱えていないと信じている。こういった論争はさっさと解決してしまいたい。いつでも頭の中は僕らがしなければならない事──良いプレーをする事、勝つ事──だけにしておきたいんだ」

──改善のために必要な事について
「まず初めに僕がしなければならない事は自己批判だ。そしてそれを自分の成長のために役立てなければならないが、そこがまだ十分に出来ていないのだと思う。今季のチームにおいてFWのシュートチャンスが少ないという指摘は正しい。だが、アトレティック戦でも僕には決定的な場面があったし、あのチャンスは絶対に無駄にしてはならないものだった」

──得点が少ないにもかかわらずファンから熱い声援を送られている事について
「常に感じているよ。ファンは僕に対していつでも敬意をもって接してくれる。今季のプレシーズンにチームから出される噂があったが、メスタージャのファンはプレゼンテーションの日に沢山の拍手で僕を迎えてくれた。まだ僕はこのクラブで自分の最高のプレーを見せる事が出来ていないというのに、だよ。彼らには心から感謝している」

──スペイン代表でのキャリアについて
「欧州選手権に出場する事は僕にとって大事な目標の一つだ。自分の年齢を考えても、今回が代表の一員として偉大なコンペティションに参加する最後のチャンスだと思っている。でも、それが実現するかどうかは僕のバレンシアでのパフォーマンスにかかっている。バレンシアで充分な働きを出来ていない今の時点でそれを望むことは難しい。でも代表監督の意見を変える事が出来ると信じて、最終リストに自分の名前を書いてもらうためにバレンシアでベストを尽くすつもりだ」

──現役引退のプランについて
「全く考えた事は無い。確かにラージョは僕が育ったクラブだけど、そこでキャリアを終えるかどうかはわからない。もちろん可能性はゼロではないと思う」