前節：スポルティング・ヒホン戦で4ヶ月ぶりの復帰を果たしたアンドレ･ゴメスの公式会見です。ケガの事、リハビリの事、チャンピオンズリーグの事などについて話しています。

──4ヶ月ぶりの復帰について
「まずはピッチに戻れた事がとても嬉しいです。最も重要な事は僕にとっての今シーズンがこれで始まったという事です。大きな足跡を残したいですし、これから何が起きるかを楽しみにしています」

──手術とリハビリについて
「次の試合がチームにとって最も重要な最終戦、という時に手術する事になってしまったのは最悪でした。チームから離れてリハビリを続ける日々も本当に苦しい時間でした。夏の休暇を取らなかったのも久しぶりの事です。全ては出来るだけ早く再びサッカーを楽しむために必要な事でした」

──復帰戦となったヒホン戦について
「ヒホンでは良い感触で試合を終えました。ピッチで仲間のリズムに触れる事の無いまま何ヶ月も経っていたので、とにかくプレーする事に飢えていましたし、毎日のように一緒に過ごしてきた仲間の力になりたかったんです。チームメイトはもちろん、僕をサポートしてくれた全ての人に感謝しています」

──ジョルディ・ソルリ(フィジカルコーチ)との関係について
「チームから離れていた2ヶ月半の間、ジョルディと一緒にリハビリを続けてきました。僕にとって彼の存在は、フィジカル面よりもメンタル面で重要でした。手術直後の何をするにも不自由な時期、一般的に人は少し距離を置く事が多いですが、彼は常に僕と共に居てくれました」

──チャンピオンズリーグ：予選プレーオフについて
「昨季1年間の仕事がこの2試合にかかってましたからね。ファンのようにナーバスな気持ちで試合を見ていました。モナコが強敵である事は知っていましたが、仲間が本選へのチケットを勝ち取ってくれると信じていました。これから始まるグループステージではまた気を引き締めて戦わないといけませんね」

──チャンピオンズリーグ：ゼニト戦について
「チャンピオンズリーグは非常に重要なコンペティションであり、ここで価値があるのは唯一、勝利のみです。ヒホンでの試合もタフでしたが、今またタフな試合がやってきます。どんな大会でもグループステージの最初の試合というのは難しいものであり、この一戦に向けて皆さんが小さな不安を感じる事も理解できます。でもメスタージャでの試合ですし、勝たなければなりません。僕らにはその責任があります」

──ホームゲームのアドバンテージについて
「メスタージャのファンがひとつに燃え上がった時、それがまるで映画のような世界になる事を僕らは知っています。より多くの人にスタジアムに来てもらい、僕らのプレーを見てほしい、チーム全員がずっとそう思ってきました。満員となったメスタージャは昨季のように、ライバルチームにプレッシャーを、僕らにはブーストを与えてくれる事でしょう。そして僕らは、自分たちの仕事を通じてそうなるようにしていかないといけません」

──3年前、ベンフィカ時代のチャンピオンズリーグデビュー戦(2012年12月)について
「僕にとってのチャンピオンズリーグでの最初の90分間はよく覚えています。バルセロナでの試合でした。僕のキャリアにおいて本当に重要な試合だったと思います。あの時のカンプ・ノウでプレーしていたのはひとりの子供でしたが、今はあの頃に比べたらより強く、成熟したと思います。このケガは僕を前向きにし、自分と、自分の仕事をより信じさせてくれました。今、僕は今まで以上に勝利に、そしてプレーする事に飢えています」