アトレティック戦を終えてヌーノ監督とサルボCEOのコメント
オタメンディへの不当な退場処分とオフサイドポジションに居たアドゥリスのゴールを認める、というバレンシアにとって不利となるスキャンダラスな誤審2連発に、試合後ヌーノ監督とアマデオ・サルボCEOが会見を行い、強い怒りを露わにしました。
ヌーノ・エスピーリト監督
「主審に勝点2を奪われた。明らかなオフサイドだったアドゥリスのゴールを、スタジアムで流れたリプレイを検証したうえで認めたんだ。嘆かわしい事だ。このような事があまりにも多く、私はいろいろ考えざるを得なくなる。ただ、私は間違いを犯したくないし、その事について明確なメッセージを残すようなことはしない。もしバレンシアが目標達成しない事を望んでいる人間が居るのであれば、今している事は間違いだ。そのような事で我々を止める事は出来ないだろう。我々に湧き上がった怒りは我々をより強くさせるのだから」
「サン・マメスのビデオボードでスタジアムに居た全員が、我々から勝利を奪ったアドゥリスのゴールがオフサイドだった事を確認できたはずだ。あまりにも不当に感じる瞬間が多すぎるんだ。選手たちは審判の判定によって被害を受け続けている事についてはっきりと怒っている。今日起きた事は我々にとって痛みとなるが、明日からはまた働かなければならない」
「判定の問題も試合の一部であるが、今日の試合においては、彼(テイシェイラ)が見ていなかったと信じる事が不可能なのは明らかだ。サン・マメスもメスタージャと同様に尊敬に値するスタジアムであり、ファンが出来る全ての事をしてチームをサポートする環境だ。だが、審判はスタジアムに飛び交う音ではなく、自分が見た事について判定をくださなければならない」
「オタメンディにレッドカードが出されるまでは、我々は試合をコントロールしていた。あの退場処分が、試合の最後の時間で"帳尻を合わせる"のに影響を与えたのは確かだ」
「この試合を冷静に分析する事は難しい。あまりにも大きな怒りの感情が私の心の大部分を占めている。あまりにも不公平で深く悲しんでいるが、我々が最後まで戦えるチームである事を改めて実感する事も出来た」
アマデオ・サルボCEO
「私は通常試合の後に会見をしないが、今日は審判団の判定について異議を表明する必要がある」
「テイシェイラは審判を務める最低限のレベルに達していないし、今日ピッチに居た22人の選手達、我々のスタジアム、そしてこのリーガ・エスパニョーラだけでなく、スペインのスポーツ全般の何れにも相応しくない人間だ。オタメンディへの処分と、このようなスポーツ的な価値のないゴールについて我々は真摯で公正で誠実なリーガの競技委員会に正式に抗議するつもりだ」
「テイシェイラは、今日の自身の仕事について、最低でもバレンシアニスタに謝罪すべきだ。彼の非常に醜い仕事の影響で、我々バレンシアは大きな被害を受ける可能性があるのだから」
「バレンシアは勝点62あり、全ての試合で攻撃的に戦っているにもかかわらず、リーガで退場処分にされた人数とPKを取られた回数が最も多く、PKを与えられた回数が最も少ないチームだ。以前から感じていた事だが、この事がどうしても腑に落ちない」