ハビ・フエゴと契約延長
クラブはハビ・フエゴ(31)との現行の2016年までの契約を2017年まで1年延長しました。スーペルデポルテの報道によると、3/24の時点でクラブと代理人の間で合意に達していたとの事で、昨日正式にサインを交わした後に公式発表となりました。
クラブは約3ヶ月前からハビ・フエゴの代理人エウヘニオ・ボタスと契約延長のための交渉を始めていました。ハビ・フエゴが現役引退までバレンシアでプレーし続ける事を望んでいる事もあり、交渉は順調に進んだようです。
今季のハビ・フエゴは、ヌーノ監督のチームでピボーテのレギュラーとして攻守両面で文句のつけようがない活躍をしています。彼の主な役割は4-3-3システムの2人の攻撃的MFの後ろでバランスを取りつつ、時にオタメンディとムスタフィの間で3人目のCBとして役割をこなす事です。夏に加入したブルーノ・スクリーニとフィリペ・アウグストの2人が出場機会を得られていない事、そして冬のマーケットでエンソ・ペレスが加入してもレギュラーであり続けている事からもヌーノ監督にとって彼がどれだけ重要な選手であるかがわかります。
また、数字も彼の重要性を明らかにしています。今季のリーガで唯一彼が戦術的理由でスタメンを外れたバライードスでのセルタ戦は、あまりにも低調な内容での引き分けに終わっています。
彼のロッカールームでの振る舞いはチームメイト全員の尊敬を集めるものです。キャプテンマークを付けていませんが、若い選手が多い今季のチームでフエゴは間違いなくリーダーのひとりとしての役割を果たしています。前節デビューを果たしたトロピが、試合後のコメントで彼の名前を挙げた事も記憶に新しいところでしょう。