前節エルチェ戦でトップチームデビュー&1部リーグデビューを果たした"トロピ"ことカルロス・カルボネルの公式会見です。

──トロピというニックネームについて
「僕の従兄弟も名前が僕と同じカルロスなんです。そして僕らが小さかった頃、僕ら2人を区別するために皆が僕をトロピと呼び始めました。そのまま今に至っています」

──トップチームデビューを果たした事について
「僕のキャリアにおいて最も重要な日となりました。アルベルダのプレーを見にメスタージャに行っていた頃からずっと、この夢をかなえるために戦い続けてきました。ピッチに入る瞬間はすごく興奮していましたが、同時に僕に与えられた時間の全てを利用してアピールしたいと思っていました。トップチームでデビューできてすごく幸せです」

──自身のデビューがカンテラーノたちに与える影響について
「GLOVALアカデミーに居る全てのカンテラーノへのメッセージになると思います。少なくともカンテラーノたちがトップチームへの昇格を夢見た時、僕に起きたようにそれを現実的に考える事が出来ますから。そして今のバレンシアのスクールは、その夢を実現可能なものにしてくれていると思います」

──VCFメスタージャのチームメイトたちの反応について
「皆が僕を祝福してくれて、お祝いの言葉をくれました。同じ目標を抱えている皆を応援しています。素晴らしい経験であり、誰もがそれを勝ち取るためにチームに居るわけですからね」

──出番を告げられた時のヌーノ監督の言葉について
「ヌーノ監督は、僕がチャンスをつかんだ事、そしてこのチャンスを楽しまなければならない事を話してくれました。彼の指導を受けた最初の日から自分がひとりの選手以上に大切にされていると感じることができました。監督だけでなく、コーチングスタッフ全員が僕をサポートしてくれています」

──トップチームで模範となる選手について
「ネグレドとハビ・フエゴのふたりにはすごくサポートしてもらいました。彼らのサポートなくして昇格はなかったでしょうし、トップチームのリズムに慣れる事も出来ないと思います。彼らのような経験豊富な選手たちに助けてもらえる事に感謝しています」

──デビューの瞬間をテレビで確認したか
「待ちきれず、家に着く前にテレビを見て、すごく興奮しました。これからもテレビで、他のスタジアム──もちろん理想はメスタージャ──で、自分がピッチに居る姿を見たいですね。翌日のVCFメスタージャの試合(エルクレス戦)のために早く寝なくては行けなかったので、医者から薬をもらってよく眠りました。もしそれが無かったら興奮して眠る事が出来なかったでしょうね(笑)」