2月10日の練習後のオルバンの公式会見です。

オルバンはあらゆる質問に対して丁寧かつ他の誰も傷つける事の無いような言い回しで答えるタイプだそうで、この日の会見は一般的な練習後の公式会見より長丁場となったそうです。

──エスパニョール戦の勝利について
「ここまで良い成績を残しているチームにとって、重要な事がアウェーで勝つ事でした。そして僕らは、勝利と勝点3を手にするという課題をやり遂げました。この勝利は、僕らへの評価を変えてくれる要素となるでしょう。国王杯で残念な経験をしたスタジアムでしたが、勝点3を得るために僕らは良い仕事をしたと思います」

──ヘタフェ戦が昼12時のキックオフだという事について
「昼間の試合を不快に感じることはありません。どんな時間帯の試合でもやるべき事は変わらないし、試合の準備を辞めるわけにはいきません。試合開始時間がチームのパフォーマンスを変える要因になってはいけないと思っています。スタジアムに来てくださるファンの方々にとってはやや不慣れな時間帯の試合かもしれませんが、僕らがホームで試合する時に皆さんが僕らの背中を押してくれるあの雰囲気は、どんな時でも変わらない事を知っています」

──4位に再浮上した事について
「4位でシーズンを終える事は重要ですが、僕らにはまだいくつかの"ファイナル"が残っていますし、それについて考える余裕は僕らには無いと思っています。チームは確かに長期的な目標を設定していますが、これからやってくる一戦一戦全てをファイナルを戦う気持ちで臨まなければいけないと考えています。そして、そのようにしていく事が目標達成に近付く最も確実な方法だと思っています」

──今後の抱負について
「個人的には常に、自分が起用された場所で100％の力を出し切るつもりでいます。常にベストを尽くす事が、このクラブに来た瞬間から僕が心に決めていた事です。チームとしては、ゆっくりとそして着実に、自分たちを目標に近づけていきたいと思っています」

──目標達成に向けて
「僕らチームに焦点を当て、僕らの長所を活用する事が目標達成の鍵となるでしょう。良いプレーをしている時もそうでない時もありますが、常に試合をモノにしようと戦わなければなりません。どのような状況下でも勝ちに行く、それがバレンシアのアイデンティティだと思っています」