ジエゴ・アウヴェスが直近25年間のリーガ最高のPKストッパーに
前節セルタ戦でオレジャナのPKをストップしたジエゴ・アウヴェス。これがスペイン1部リーグにおける自身14度目のPKストップとなり、直近25年間のリーガの歴史で最もPKを止めたGKとなりました。
ジエゴ・アウヴェスは2007年に加入したアルメリアで10度、2011年に加入したバレンシアで4度のPKを止めています。これはカニサレスの13回、パロップの12回、セサル・サンチェスの11回(偶然にも皆バレンシアのシャツを着た事があるGKです)を上回る数字です。
またバレンシアでは、リーガ以外のコンペティションでもPKストップを記録しています。国王杯ではメッシ(バルセロナ)のPKを、チャンピオンズリーグではマンジュキッチ(バイエルン・ミュンヘン)のPKを、ヨーロッパリーグではベジャク(ルドゴレツ)のPKを止めました。
全てのコンペティションを合計すると、このブラジル代表GKがスペインに来てから、彼に対して放たれたPKは37本になります。そのうち18本はゴールネットに刺さりましたが、それとほぼ同じ17本を止めています(2本は枠外に飛んでいきました)45.9%というセーブ率は世界でも類を見ないハイアベレージであり、11メートルの距離からの世界最高のGKのひとりと言えるでしょう。