VCFメスタージャ×ウラカン・バレンシアの試合後に両クラブ会長が口論
先週末に行なわれた2部Bリーグ第22節:VCFメスタージャ×ウラカン・バレンシアの試合で、パテルナ練習場内にあるエスタディ・アントニオ・プチャデスの観客席で並んで観戦していたアマデオ・サルボ会長と、ウラカンのトニ・エルナンデス会長が口論を繰り広げる事態がありました。
発端はウラカンの会長が試合終了直後の言動でした。アウェーチームの会長は、この試合でのバレンシアファンのグループの態度を批判。さらに、試合のスコアについても「VCFメスタージャはこの結果に値しない」と愚痴り、座席目の前の金属の手すりを蹴り飛ばしたのです。
そして、それを隣で見ていたサルボ会長が「ゲストとしての振る舞い方を知らないならヤギと一緒に帰ってもらって結構」とエルナンデス氏の言動を批判しました。
"バトル"はこれで終わりません。エルナンデス氏がこのサルボ会長の発言に対し「おい、言葉に注意しろ」と6度も繰り返してサルボ会長を威嚇すると、今度はサルボ会長が「今この瞬間、教育が足りていないのはあなただ。このスタジアムに置いてあなたはホストではない。招かれているにも関わらず、試合が終わってその手を私に差し出す事すらしない」と改めてエルナンデス氏の振る舞いを厳しく批判しました。
同じ市内のライバルチームであり、これまでは選手の移籍関連でも良い関係を築いてきた両クラブですが、この日が初対面だった両クラブの会長同士の遺恨により、今後のクラブ間の関係にも変化がおきそうです。