ロベルト・イバニェスと契約延長、レンタル移籍へ
クラブはこれまで進めてきたロベルト・イバニェスと2年の契約延長に合意したことを公式に発表しました。また同時に、1部リーグのグラナダへの半年間のレンタル移籍が発表されました。
ロベルト・イバニェスとクラブのこれまでの契約は2016年までとなっていました。しかし今季トップチーム昇格を果たしたこのカンテラーノに対し、クラブは契約延長交渉を早い段階から進めてきました。そして今回ピーター・リム氏が会長に就任してから最初の契約延長した選手となりました。新たな契約は2018年までとなります。
ロベルト・イバニェスについては、昨夏、元バレンシアSDのブラウリオ・バスケスがSDを務める2部リーグのレアル・バジャドリーからオファーが届いていましたが、ロベルト本人に移籍の意思がなかった事、またヌーノ監督が彼を戦力としてカウントしていた事から交渉は決裂に終わっていました。しかし、フェグリが不在であるにもかかわらず彼の出場機会を用意できない事から、クラブは1部リーグのクラブへのレンタル移籍の可能性を探してきました。
当初、数年前からロベルトに興味を持っているエルチェのフラン・エスクリバ監督が獲得を強く望み、選手本人もエルチェへのレンタル移籍に前向きでしたが、エルチェの財政的な問題により交渉が決裂。代わりに名乗りを上げたグラナダへの移籍となりました。
ロベルト・イバニェス
「グラナダの1部残留に貢献する事だけを考えてここに来ました。いくつかのオファーを頂きましたが、その中からここを選びました。グラナダに来る事が僕のキャリアにおいて非常に重要なステップとなると思います。バレンシアでは得られなかった出場機会をここで手にできるよう努力するつもりです」