1月15日の練習後のジエゴ・アウヴェスの公式会見です。

国王杯：エスパニョール戦でミスをしてしまったジョエルへの批判が起きている中、このブラジル人GKは彼を擁護しました。

──国王杯敗退という結果について
「失望でしかない。僕ら全員に影響を与える結果だ。非常に大きな期待がかかっている時にこういう結果が出れば、ファンが失望してしまうのも理解できる。だが、今季の一番の目標であるチャンピオンズリーグへの復帰のためには、彼らの存在が非常に重要なんだ。僕らはホームでのアルメリア戦で彼らの気持ちを取り戻すつもりでいる」

──1stレグのアドバンテージを生かせなかった事について
「僕らが失敗したのは明らかだ。オープンな形で流れを作ったが、サッカーの世界では何かを成し遂げる事はそう簡単ではない。チームはチャンピオンズリーグへ復帰する事だけを目指していく事になる」

──国王杯でメンバーを落として戦った事について
「国王杯を軽視していたわけではないよ。一番の目標がチャンピオンズリーグである事は確かだが、国王杯を二の次にした事は無い。先日の試合も勝利を目指して戦ったが、時には自分たちが望んだ通りにコントロールできない事も起こる」

──ファンの失望について
「ファンは僕らと共に居てくれるし、これからも僕らをサポートしてくれると信じている。言い訳は出来ない。彼らと共にチャンピオンズリーグの舞台に戻らなくてはならない」

──ジョエルへの批判について
「批判もサッカーの一部であり、ここだけで起きている事ではない。ジョエルがこのクラブに居るのは彼がそれだけのクオリティを備えたプレーヤーだからだ。僕らの彼への信頼はこれからも変わらない。ひとつの敗戦から批判する事は非常に簡単だ。ただシーズンの終わりにはバランスを取る必要がある。僕らは若いチームで、これまでに起きた事は全てが全員の経験となる。批判が誰かを傷つける事は無いだろう」

──ヌーノ監督の契約延長について
「彼と共に僕らをとても良い順位に居る。彼は非常によく働いているし、リーガについての理解も深めている。状況に応じたマネジメント能力も非常に素晴らしいし、チーム全員が彼の仕事を信頼しているよ」

──チームの課題について
「アウェーで自分たちが求めているレベルに届いていないのは理解している。レアル・マドリーやアトレティコに勝ったチームも、エスパニョールに敗れたチームもどちらも今のバレンシアの姿なのだから、これまでの試合を踏まえて改善する必要があるのは確かだ。話しは非常に簡単だが、実現するためにはより一層働かなくてはならない。ただ、今の僕らには改善のための大きな余地が残されている」