レオ・スアレスの獲得に近づく
ピーター・リムの手により生まれ変わったバレンシアは、世界中から若い才能を収集しようとしています。彼らの次のターゲットは先週末にボカ・ジュニアーズでデビューしたMFレオ・スアレス(18)です。
昨年のU-17南米選手権優勝メンバーのひとりであり、FIFA U-17ワールドカップでもベスト4進出を果たしたレオ・スアレスは、既にアルゼンチンU-20代表でも中心選手のひとりとなりつつあります。そして、いずれはA代表でも重要な存在となるでしょう。
バレンシアの地元ラジオ局の報道によると、バレンシアはこの若いメディアプンタの保有権の75%を取得するために、ボカに200万ユーロのオファーを出したとの事です。
彼とボカの契約は来年の6月30日までとなっていますが、ボカはこのダイヤモンドをクラブに留めるべく、契約延長にこぎつけるための努力をしています。しかし、彼の代理人はこの若いメディアプンタの将来がヨーロッパにある事を確信しており、ボカとの交渉を停滞させています。そしてこの事が、ボカにバレンシアからのオファーを受け入れさせる事になるでしょう。レオ・スアレスがボカとの契約延長に合意しない場合、このブエノスアイレスのクラブは来年6月にこの宝石を無償で手放してしまう事になります。
そして、バレンシアは彼に興味を持っている他のクラブを出し抜いて、年内に交渉をまとめるつもりでいます。来年1月14日から始まるU-20南米選手権にほぼ確実に出場するこのメディアプンタの価値が上がる事を恐れているためです。ボカとの交渉を早期にまとめるため、バレンシアはレオの保有権取得後も、彼を来季1年間ボカでプレーさせるという条件もオファーに盛り込んでいるとの事です。