10月3日の練習後に行われた、アトレティコ戦を翌日に控えたヌーノ監督の公式会見です。

──アトレティコ優位の声について
「現チャンピオンで、チャンピオンズリーグのファイナルまで進んだ彼らの方が実力は上だ。偉大なクラブ、偉大なチーム、偉大な選手たち。そしてつい先日はユヴェントスを撃破している。8000万ユーロのロッカールームがあるんだから」

──過去にアトレティコに厳しい判定を出した事で注目を集めたフェルナンド・テイシェイラが主審を務める事について
「ルールはルールだ。ピッチでは審判が最高権限を持っている。ルールは守らなければならないし、私は審判団の能力を信じている。バレンシアとアトレティコ双方のために適切な笛が吹かれ、見識のある決断が下され、そしてもちろん、ルールが忠実に施行される事を願っている。審判団はいかなるチームのプレースタイルに合わせる必要もない。サッカーのルールに基づいて行動すべきだ」

──ホームでの対戦について
「メスタージャは無条件に我々をサポートしてくれる。我々がライバルチームに打ち勝つための大きなサポートとなるだろう」

──週半ばにチャンピオンズリーグを戦ったアトレティコの疲労について
「我々はアトレティコのクオリティをよく知っている。それが試合の結果を左右する要因になるとは思わないし、それを活かせるかどうかは我々次第だ。我々は高いモチベーションを保っているし、それを活かさなくてはならない。勝利のダイナミクスはチームをうまく機能させてくれる。そういう意味では好調を維持している彼らも我々も良い状態にあると思うよ」

──リーガで2位につけている事について
「順位について話すのは時期尚早だ。もちろん上に居る事に越したことはないが、現時点の順位に大きな意味はない。土曜日、最も重要な事は我々のホームで勝点3を取る事であり、我々の興味はそこにしかない。6試合を終えた現時点で我々は18の勝点のうち14を獲得している。明日にはこれを17にしたいね」

──チームマネジメントがシメオネ監督のアトレティコと似ていると言われる事について
「彼のアトレティコはバルサやマドリーとともにリーガを争うチームであり、我々が模範とすべきチームだ。そして我々もそこに加わって行けるよう努力している。チームとはそれぞれの明確なアイデンティティを持たねばならないが、我々は既にそれを手にしている」

──試合の準備について
「ソシエダ戦を分析し、何が起きたのかを理解するために課題を見つけ、今週はその改善に取り組んできた。我々は直近の試合から学び、改善し、成長しなければならない。その後にアトレティコを分析したが、明日は相手にとらわれず自分たちのプレーをするつもりだ」

──リム氏によるクラブ買収のプロセスについて
「今週は我々にとって非常に強烈な一週間であったが、私のプライオリティは試合の準備だった。そのテーマについては何も考える事はないよ」

──パコとロドリゴの代表招集について
「クラブ、チーム、スタッフ、我々全員にとっての喜びだ。いかなる選手であってもチームのサポート無しにこの栄誉を勝ち取る事は出来ないわけだからね。そして彼らが招集された事は、彼らがチームで良い仕事をしている事を意味するものだ。彼らにはこの機会を楽しんでほしいし、彼らの力でぜひ代表チームをサポートしてもらいたい」