アルバロ・ネグレド獲得決定
マンチェスター・シティ所属の元スペイン代表FWアルバロ・ネグレド(29)を1年間のレンタル移籍で獲得した事を移籍期間が閉まる24時ちょうどに公式発表しました。今夏、セルタから加入したGKジョエルと同様に、今季終了時に買取オプションが強制発動します。
Diario ASによるとオプションの金額は2700万ユーロで、バレンシアが今季欧州カップ戦の出場権を得た場合、インセンティブが追加されるとの事です。
ネグレドはラージョ・バジェカーノのカンテラ出身で、2005年にレアル・マドリーBに加入。2007年にはウナイ・エメリ監督のアルメリアに移籍し、初めての1部リーグでのシーズンで36試合に出場し、13ゴールを記録しました。アルメリアではジエゴ・アウヴェス、ピアッティとロッカールームを共にしています。
アルメリアでの活躍が認められて2009年夏にレアル・マドリーに復帰したものの、マヌエル・ペジェグリーニ監督の信頼を得る事が出来ず、復帰から約1ヶ月でセビージャに完全移籍しました。セビージャでは4年間で公式戦180試合に出場し85ゴールを決めるなど中心選手として活躍しました。2009/10シーズンに国王杯優勝、2010/11、2011/12と2年連続でサーラ賞を獲得しています。
FWの補強について、ヌーノ監督はマラガ戦の後の公式会見で「爆発力のあるストライカーがチームにやって来る予定だ」と語りました。そして、それが「誰を指しているのか」を予測する各メディアの報道により、ここ数日の間に様々なFWの名前が上がりましたが、最終的にはこれまでスペイン代表で21試合に出場し10ゴール、リーガで209試合に出場し102ゴールを挙げている実績と経験が充分なストライカーの獲得発表となりました。
プレゼンテーションは本日20時より、メスタージャにて行われます。