RFEFの上訴委員会がバレンシアの上訴を棄却
RFEFの上訴委員会は、デ・パウルに対する4試合出場停止という懲罰に対してバレンシアが提出した上訴を棄却する事を決定しました。
クラブは今回のデ・パウルのアクションは「暴力的行為には当たらない」として懲戒条項第97条「試合中に対戦相手に深刻な負傷をもたらす暴力行為を行った」に該当しないため「懲罰は最低でもイエローカード、最高でも1試合の出場停止が妥当である」事を主張しました。しかし、このバレンシアからの訴えはまったく考慮される事はありませんでした。
この一件の"被害者"であるセビージャのMFアレイチュ・ビダル自身が「暴力的な行為ではないし、出血はあったがプレーを継続できる程度の負傷であった」と述べているにも関わらず、上訴委員会はビダルのファウルを振り払おうとしたデ・パウルの行為が暴力的な行為であると結論付けました。これにより、デ・パウルへの処分は現在も有効となっています。
この決定に対してクラブは、スポーツ仲裁裁判所への上訴を検討しています。
※9/14追記
スポーツ仲裁裁判所もバレンシアの訴えを棄却しました。これでデ・パウルの4試合出場停止が確定しました。