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デ・パウルに4試合出場停止処分/クラブは上訴

RFEFの競技委員会はリーガ開幕戦:セビージャ戦で退場処分となったデ・パウルに対して、4試合の出場停止処分を科しました。

この試合の66分に途中出場でピッチに立ったデ・パウルは、ファーストタッチでアレイチュ・ビダルを交わし、前を向いてドリブルを始めました。交わされたビダルはデ・パウルの腕を執拗につかみ続けましたが、デ・パウルは倒れてファウルをアピールせず、つかまれた手を振り払おうと自らの腕を振り上げました。その腕がビダルの顔に当たってしまい、瞼を切ってしまいました。流血するビダルを見たこの試合の主審デル・セーロ・グランデは即座にデ・パウルにレッドカードを提示し、彼のバレンシアでのデビュー戦は67秒で幕を下ろしました。

試合後にビダルはこの一件について「故意にやったものではない事は分っている。不運だっただけだ」と語りましたが、競技委員会はこのビダルの言葉を黙殺し、懲戒条項第97条「試合中に対戦相手に深刻な負傷をもたらす暴力行為を行った」に従い、デ・パウルに過剰と思われる懲罰を科しました。

これに対しクラブは競技委員会に上訴を申し入れた事を公式に発表しました。

1.バレンシアCFはロドリゴ・デ・パウルに対する明らかに不当かつ過剰な懲罰に対してRFEFの上訴委員会に上訴します。

2.我々は、今回起きた一件に対し、競技委員会が審判のマッチレポートのみを参照し、独自に、発生した事実より大袈裟に解釈している事について、意見の相違を明らかにしたいと思います。この試合の主審を務めたデル・セーロ・グランデ氏は「相手選手が彼を継続してつかんでいる間に相手の顔を腕で叩いたため退場処分にした」と、レポートに記載しました。この事象について競技委員会は、懲戒条項第97条を適用しました。主審は本件について決して暴力的な行為という見解を出していません。

3.また、バレンシアCFは「深刻な負傷」という評価についてもあまりにも過剰である事を理解しています。アレイチュ・ビダル自身がこの一件について「ピッチ上での典型的な事故」と述べている事、また「監督が自分の治療にかかる時間を懸念して選手交代を行った」と発言している事からデル・セーロ・グランデ氏のレポートに記載されている「出血により交代を余儀なくされた」という記載は不適当です。

4.競技委員会がマッチレポートを独自に解釈し、判断を下すという事はサッカーの世界で非常に危険な先例となり得ます。これは懲戒の適用を行うにあたり、マッチレポートの存在意義を損なう行為です。

5.バレンシアCFはこれまでのスポーツキャリアにおいて一度たりとも暴力行為をはたらいた事が無い我々のプレーヤー、ロドリゴ・デ・パウルへの完全なサポートを表明します。

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