昨季Bチームでプレーし、6月いっぱいで契約満了で退団していたカメルーン人MFセドリクが、ギリシャ1部リーグのヴェリアFCと契約を結びました。彼にとっての初めてのプロ契約となります。

セドリクは14歳の時にバレンシアの入団テストに合格したもののFIFAの規則により入団が出来ず、紆余曲折を経て17歳の時に正式にバレンシア入団しました(※関連記事参照)。

昨季は親善試合でトップチームデビューを果たすなど、同じカメルーン人のレウコと共にトップチーム昇格が期待されていたプレーヤーでしたが、契約最終年の昨季、Bチームでチュンビやマヌ・モリーナ、コルテルらのバックアッパーとして16試合の出場(スタメン出場は4試合のみ)に終わった事で、クラブからの契約延長の提示はありませんでした。

セドリクの新天地となるヴェリアは、元バレンシアの選手で昨季レアル・オビエドを率いたホセ・カルロス・グラネロ監督が今夏就任し、元ビジャレアルのDFカタラなどスペイン人プレーヤーを5人獲得しました。セドリクにとってギリシャでのプレーは初めてとなりますが、彼らの存在によって新たな国への適応は難しくならないでしょう。

これまでのキャリアが苦労続きだったセドリクでしたが、スペインを離れたものの晴れてプロ契約を勝ち取りました。今後の活躍を期待したいと思います。

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BチームのMFセドリクのインタビュー
セドリク・マンジェック(プロフィール)