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アンドレ・ゴメスのインタビュー

この夏バレンシアに加入したアンドレ・ゴメスは、前所属チームであるベンフィカのユースの宝石のひとつであり、短い期間でポルトガル代表に招集されるまでになった選手です。ポルトガル代表のパウロ・ベント監督はブラジルW杯に向けた自身のチームの候補メンバー30人のリストにこの21歳の若者の名前を書き込みましたが、23人の最終メンバーからは外れる事になりました。

ファンにもメディアにも常に笑顔で接するアンドレ・ゴメスは、プレシーズンマッチでも既に存在感を発揮しており、ヌーノ監督の貴重なオプションのひとつとなっています。

──バレンシアに来て数週間経ちましたが、いかがですか?
「すごく良い感触です。新しい環境に慣れるのも簡単な事でした。僕自身リラックス出来ていますし、チームメイトもいろいろな面でサポートしてくれます。だから物事がよりスムーズに進んでるんでしょうね」

──ヴェーゾと一緒にいる姿をよく見ますが、彼があなたの一番のサポート役でしょうか?
「彼と過ごす時間が一番多いのは確かですが、他のポルトガル人選手たちも前から顔見知りでしたし、ポルトガル人以外のチームメイトにも助けてもらってます。チームメイトに恵まれていますよ」

──今夏のプレシーズンはいかがですか?
「長距離移動が多かったので少しだけタフに感じています。でも、今の努力がきっとチームにとって良い影響を与えてくれるでしょう。僕らはこれから素晴らしいライバルチームと沢山の試合をこなします。この時期のハードワークがこれからの僕らの助けとなってくれるはずです」

──チームの状態はどうですか?ドイツでの練習試合では苦戦を強いられ、南米ツアーでは勝てずに終わりました。でもエミレーツ・カップでは手応えを感じさせる出来でした。
「新加入選手や若手選手が多い仕事初めの時期に少しだけ苦労するのは普通の事です。でも2~3週間の練習をこなした今、うまく進み始めています。イングランドでも僕らは良い仕事をしました」

──ヌーノ監督はいかがですか?
「若い監督ですが、多くの事を知っていて毎日僕らにいろいろな事を教えてくれます。選手と監督の間が近いので、彼と一緒に仕事をするのは簡単です。僕らはこんなロッカールームの環境を求めていました」

──ヌーノ監督の事は以前から知っていたのですか?
「少しだけです。ただロドリゴと僕がポルトガルで見てきたように、彼のリオ・アヴェは輝かしいシーズンを過ごしました。ヌーノ監督は2つのコンペティションで決勝戦に進みましたが、これはリオ・アヴェのようなクラブにとって非常に重要な成果でした」

──今季は若い監督による若い選手たちのチームとなりますが、この若いチームでタフなコンペティションを戦っていけますか?
「僕は、若さはモチベーションとなると思います。僕らのチームにはジエゴ・アウヴェスやオタメンディのように経験豊富な選手たちも居て、彼らのような選手たちが僕ら若手選手たちをサポートしてくれます。僕らはハードワークをし、彼らから学ばなければなりません。確かに僕らは若いチームですが、同時に大きなポテンシャルを持っていると思います。遅かれ早かれ、僕らの力を証明する事が出来るでしょう」

──ヌーノ監督はあなたにどのような役割を求めていますか?
「何よりも僕らはクラブのためにベストを尽くす必要があります。誰がプレーしたのかは関係なく、重要な事はチームがベストを尽くせたかです。もしチームメイトの誰かが少し調子を落としている時は、僕らはその選手が復調するよう支えなくてはなりません。チームにとって大切なのは良い選手、悪い選手ではなく、全ての選手です」

──ピーター・リム氏から彼のプロジェクトについて説明を受けましたか?
「ピーターとはそれほど多く話しをしていません。僕の代理人の方が彼と多く話す機会を持っています。彼はクラブにとって最も良い方法を求めています。だから、チームを強くするための補強のチャンスがあれば、彼はその選手を買うでしょう。ピーター・リムがクラブを購入するのは、クラブにとってベストの事をするためであり、クラブをより偉大にするためという事を理解しなければなりません」

──(バレンシアへの移籍が噂される)エンソ・ペレスとは話しましたか?
「いえいえ、話していません。そういう状況ではありませんから」

──(バレンシアへの移籍が噂される)カンセロはどんな選手ですか?
「彼は多くの才能を持った選手です。彼もまた若いですし、僕と同じように多くの事を学ぶ必要があります。ただ、彼は若くてもチームに大きな貢献ができる選手だと思っています」

──あなたがサッカーを始めた頃は、どんな選手に影響を受けましたか?
「いつでもジダンでしたね。ロナウジーニョのプレーにもいつも驚かされていました。ポルトガルの選手ではルイ・コスタが憧れの存在でした。ベンフィカ時代にルイ・コスタからアドバイスを聴ける幸運を手にした事があります」

──中盤のどのポジションで一番プレーしたいですか?
「その質問にはあまり興味がありません。僕は監督に求められた場所でプレーします。より多くのスペースがあってプレッシャーが比較的緩い、少し下がり目の位置でプレーする事はもちろん好きですが、最も重要な事は監督の要求です。もしDFラインや前線でプレーするように言われたり、あるいはプレーしない事を告げられても、監督の決定を尊重します」

──あなたのウイークポイントは何でしょうか?
「たくさんありますよ。日々、多くの面で改善しなければなりません。特に守備面は課題だらけと言っていいでしょう。でも僕はまだ21歳になったばかりで、成長するための時間はたっぷりあります」

──困難な数年間を過ごしてきたバレンシアニスタに向けてのメッセージはありますか?
「数年前のバレンシアについては知っています。当時の試合をよく見ていましたし、アイマールがバレンシア時代の話をいつもしてくれましたからね。彼からはバレンシアの練習メソッドだけでなく、バレンシアの困難についても話を聴きました。確かにバレンシアのここ数年間は最高のシーズンでは無かったかもしれません。僕らの義務はベストを尽くす事ですが、最も重要な事はバレンシアをより高い場所に連れていく事です。そしてサッカー選手にとって重要な事は、満足し、喜んでいるファンを見る事です。良いサッカーをして、ファンの皆さんのここ数年間の苦しみを喜びに替えるために熱心に働きたいと思っています」

──メスタージャでプレーしたいという願望がありますか?
「当然です!それは質問とは言えませんね」

──今季のチームにバルサやマドリー、アトレティコと戦える力がありますか?
「もちろんです。ただ、僕らは目の前の1試合の事を考えていかなければいけません。先に控えている試合に気を取られていたら、躓いてしまう事もあるでしょう。落ち着いて、毎週末にベストの状態でライバルと戦い、良い結果を得る事が大切です」

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