VCF財団の臨時役員総会
7月31日にVCF財団の臨時役員総会が行われ、財団が所有するバレンシアCFの株式をピーター・リム氏の会社Meriton Capital Limitedに売却する件についての役員投票が行われました。
19人の投票の結果は、賛成17票-反対2票となり、株式の売却は承認されました。これでリム氏がバレンシアCFの筆頭株主となります。
VCF財団のアウレリオ・マルティネス会長は承認された売買契約について以下のように説明しました。
「この契約には新スタジアムの完成、財団が抱える市議会への債務の全額支払い、クラブへの1億ユーロの融資、財団への融資、およびその他の負債の認識、すべてに関する保証が含まれています」
また、リム氏が今後バレンシアのために使う金額(推定)には以下のようなものがあります。
VCF財団の負債の支払い(1億ユーロ)
クラブの借金返済のための金利2%での融資(1億ユーロ)
選手獲得(ロドリゴ、アンドレ・ゴメスほか)のための移籍金(6500万ユーロ)
バンキアと合意したクラブのリファイナンス(2億2000万ユーロ)