さよならシーフォ
BチームのMFマヌエル・サントス・フェリペ、通称"シーフォ"(21)が契約満了によりクラブを退団し、2部Bリーグのウラカン・バレンシアと契約を結びました。
シーフォはイスコ、ポルトゥ、カルレス・ヒルらと同じいわゆる92年組のカンテラーノで、彼らと同じくパテルナでは若くして頭角を現していました。スピードとテクニックに優れており、1vs1で強く、また正確なプレースキックを備えています。右サイドハーフが本職ですが、2列目であればどこでもプレーできる器用さも持ち合わせていました。
U-15、U-16、U-17とスペイン代表にも選ばれてきたシーフォでしたが、トップチームに上がれなかった多くの才能あふれるカンテラーノと同じく彼もまた、ケガによって運命が変わってしまった選手の一人でした。3部リーグでの修行を終え、VCFメスタージャに復帰した2012/2013シーズン、彼は膝の十字靭帯断裂という大きなケガを負い、飛躍するためのシーズンを棒に振ってしまいました。
復帰した今季はニコ・エステベス監督の、そしてクーロ・トーレス監督のワイルドカードとして途中出場がメインながらも28試合に出場し、チームの残留に大きく貢献しました。
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シーフォ(プロフィール)