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マテューの移籍に関するバルセロナとバレンシアの交渉

バルセロナへの移籍を直訴したマテューについて、バレンシアのアマデオ・サルボ会長は最初から一貫した姿勢を崩していません。このフランス人DFに設定されている違約金2000万ユーロを支払う事──これがバルセロナがマテューを獲得する唯一の方法です。

バルセロナは、マテューの気持ちがバレンシアから離れている事を利用して、違約金をディスカウントしようと試みてきました。しかし、契約満了での退団を避けるために走り回らなければならなかったジョルディ・アルバやベルナトのケースと違い、あと3年の契約を残しているマテューについては、バレンシア側は慌てる必要がありません。

そしてバルセロナは、ついにバレンシア側の要求を飲む事になりそうです。このカタルーニャのクラブは昨日、マテュー獲得のためにバレンシアに違約金2000万ユーロを支払う事をサルボ会長に伝えました。しかし、バレンシアはバルセロナのオファーに難色を示しました。バルセロナの支払い条件が分割であったためです。サルボ会長は「移籍金とは違い、契約解除金(違約金)は一括支払いであるべきだ」と発言しています。

既にバレンシア側はバルセロナに対して大幅な譲歩をしています。通常、選手とクラブが契約を解除する場合、LFPに契約解除金を預ける事になりますが、その場合50%を超える所得税がかかり、バルセロナがマテューを獲得するために支払う金額は2000万ユーロではなく3500万ユーロに近い金額となります。しかしマテューの気持ちを汲んだバレンシアは、彼がルフェテに直訴した「LFPを通さない2000万ユーロでの移籍許可」という条件での移籍を許可しました。これによりバルセロナは1500万ユーロ近い支出を抑える事が出来ます。そして、サルボ会長はバルセロナに対してこれ以上の譲歩をするつもりはありません。

ヌーノ監督は「マテューはチームに必要な選手」と一貫して擁護し、バレンシアの南米ツアーに参加する24人のメンバーに彼を加えました。しかし、ドイツでの2つの練習試合でマテューは「移籍の可能性を閉じてしまうケガを避けるため」にプレーを拒否しており、ペルーでもチリでも恐らくプレーする事はないでしょう。

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