元バレンシアで今季までヘタフェのキャプテンを務めたハイメ・ガビランが、契約満了により今季いっぱいでヘタフェを退団する事になりました。

ガビラン
「このクラブのカラーを守れた事、そしてキャプテンを務められた事は僕にとっての誇りです。そして、これまでのヘタフェの歴史上、最も輝かしい時代にここに居られた事も誇りに思います。私にとってヘタフェでの忘れられない瞬間は、不運にもバイエルン・ミュンヘンに道を絶たれた2008年のUEFAカップと、同年の国王杯決勝です。共に全てのスポーツ選手にとって素晴らしい時間となるはずでした。私に素晴らしいチャンスを与えてくれた事、また私にここでキャリアを続けさせてくれた事を皆さんに感謝します。これから先、スポーツ面での大きな成功がヘタフェに訪れる事を願っています。ひとりのヘタフェファンとして心を込めて皆さんとお別れしたいと思います。ヘタフェ、永遠に」

現在29歳のガビランは、2005年にバレンシアからヘタフェにレンタルされました。そしてバレンシアに戻った1年半後に、当時のクーマン監督の構想外となり再度ヘタフェにレンタルされ、翌シーズンに完全移籍を果たしました。

このバレンシア出身のMFは、今季のヘタフェにおいて、国王杯決勝とUEFAカップ準々決勝に到達した2008年から在籍している最後のメンバーです。ヘタフェではレンタル期間を含む8年半の在籍で公式戦214試合(リーガ184試合、国王杯21試合、欧州カップ戦9試合)に出場し、17のゴールを記録しました。

関連記事
ハイメ・ガビラン(プロフィール)