ポルトガルリーグ：FCポルト所属のアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディ(25)を来季からの5年契約で完全移籍で獲得しました。移籍金は1200万ユーロに加えて、活躍次第でインセンティブとして最大300万ユーロ加算となるそうです。

当初バレンシアは、オタメンディを今冬の移籍マーケットでの獲得を目指していました。FCポルト側もバレンシアと完全移籍で合意していたため、このアルゼンチン代表DFを選手登録リストから外していました。

しかし、バレンシア側の移籍の手続きが間に合わなかったとの事で、今冬の移籍が実現しないというトラブルが生じてしまいました。オタメンディはポルトでもバレンシアでも公式戦に出られないため、急遽ブラジルリーグのアトレティコ・ミネイロへ半年間のレンタル移籍をする事になりました。

オタメンディはブエノス・アイレスの出身のCBで、ベレス・サルスフィエルドの下部組織で育ち2007/08シーズンにでプロデビューを果たしました。2010年の夏にポルトに移籍金400万ユーロの5年契約で完全移籍。昨季までの3シーズンでリーグ3連覇、ヨーロッパリーグ優勝1度を含む、8つのタイトルを獲得しています。

アルゼンチン代表としてはマラドーナが監督を務めていた2009年5月に親善試合：パナマ代表戦でデビュー。これまで国際Aマッチ16試合に出場しています。