フィリップ・センデロス、ヴィニシウス・アラウージョ獲得決定
イングランド・プレミアリーグ:フルハム所属のスイス代表DFフィリップ・センデロス(28)と、ブラジルリーグ:クルゼイロ所属のブラジルU-20代表FWヴィニシウス・アラウージョ(20)を獲得しました。
センデロスはジュネーヴ出身で、スペインからの移民である父親と、セルビアからの移民である母親の間に生まれました。2002年にU-17欧州選手権で優勝したのを機に、イングランドのアーセナルへの移籍を果たします。2005年にスイス代表デビューした後、ACミランやエヴァートンへのレンタルを経験し、2010年からフルハムに所属していました。イングランド・プレミアリーグ通算131試合に出場。今季はリーグ戦12試合出場1ゴールという成績を収めています。
フルハムとの契約は今季いっぱいとなっていましたが、フルアムがセンデロスとの契約を解除したため、フリートランスファーで半年間の契約での加入となります。
一方、ヴィニシウスはブラジル第4の都市ベロオリゾンテの近郊にあるジョアン・モンレバデの出身。2007年に14歳でクルゼイロのスクールに入団し、昨年7月にプロデビューを果たしました。昨年のトゥーロン国際トーナメントではブラジルU-20代表の一員として参加し、得点王の活躍でチームを優勝に導きました。
ヴィニシウスについては、クルゼイロから350万ユーロで保有権の50%を取得する形での加入となります。2018年までの4年半の契約です。
これで、バレンシアは今冬のマーケットでヴェーゾ、バルガス、ケイタに続いて5人の選手を獲得した事になります。