中国超級リーグの大連阿爾濱から元バルセロナでマリ代表のMFセイドゥ・ケイタ(34)をフリートランスファーで獲得しました。半年間の契約で、1年延長のオプション付きです。

ケイタはフランスリーグで頭角を現した後、2007年のセビージャへの移籍でスペインにやってきました。そしてその翌年にはバルセロナへ移籍。4シーズンの在籍で180を超える公式戦に出場し、2度のチャンピオンズリーグ優勝を含む14のタイトルを獲得しました。2012年の夏にバルセロナを退団し、中国超級リーグの大連阿爾濱に2年半の契約で加入。2013年のシーズンが終わったこのタイミングで契約を解除し、バレンシアにやってきました。

昨日マニセス空港に降り立ったケイタはメディアのインタビューで以下の通り語っています。

セイドゥ・ケイタ
「ここに来るための交渉は簡単ではなかったが、ポジティブに解決できた。今ここに居られて非常に満足しているよ。スペインサッカーの世界に戻ってこられたという満足感と共に、バレンシアの役に立てるようあらゆる努力をしてチームに貢献するつもりだ」

「カタールとイングランドのクラブからオファーを受けとっていた。でもバレンシアからのオファーを選ぶことにしたんだ。前にスペインに居た5年間、バレンシアは常に難しいライバルだった。いつも良いチームだなと思って見ていたよ」

「フィジカルは非常に強い状態にある。でもリーガのリズムを取り戻す必要があるかもしれないね」

「土曜日に新しいチームメイトたちと共にカンプノウに行くのが楽しみだ。試合に出られないのは残念だけどね」