アレックス・サンチェス獲得決定
クラブは2部Bリーグのバダロナから元スペインU-20代表GKアレックス・サンチェス・ベニテス(22)を獲得しました。Bチーム登録となります。
アレックスはバルセロナのカンテラ出身で、モントーヤ、チアゴ・アルカンタラ、バルトラ、テージョ、クエンカらが名を連ねる91年組の1人でした。2010年にバルセロナを退団した後はサラゴサB、アラベスでのプレーを経て、昨季よりバダロナでプレーしていました。サラゴサではトップチームの第3GKも務めていました(公式戦出場は無し)。
U-17、U-19、U-20の代表経験があり、2010年のU-19欧州選手権にはカナーレスやロメウらと共にレギュラーとして参加し、準優勝。翌年コロンビアで行われたU-20ワールドカップでは第3GKとなりましたが、グループステージ最終節のオーストラリア戦に出場しました。
アラベス、バダロナではレギュラーを奪えず、出場機会はほとんどありませんでしたが、バレンシアは彼のポテンシャルに期待して獲得に踏み切ったようです。
一方で、マジョルカからレンタルで加入しているGKジェライ・ゴメスは想定していたよりも早くクラブを去る事になるでしょう。彼は今季のVCFメスタージャでジャウメ・ドメネクからポジションを奪えずに居り、リーグ戦で出場したのはグアイタの負傷によりドメネクがトップチームに呼ばれた時のみです。
選手自身もマジョルカへの復帰を希望しているとの事で、アレックスの獲得が決まった今、ジェライの退団は時間の問題と言えそうです。